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高鍋高校生徒会と創る、児湯郡だからできる教育旅行-企画会議編-

9月。
先月から高鍋高校にお伺いをして、教育旅行のプログラムづくりをしている。高鍋町は、山形県米沢市と姉妹都市で、そのご縁で、高鍋高校と米沢興譲館高校との交流プログラムを毎年されているとのことでした。ここ数年は、コロナの影響もあり、なかなか現地交流が叶わなかったものの、今年はなんとか行けるのでは?ということで、高鍋高校生徒会のみなさんと一緒に、どんなプログラムでおもてなしをするかを考えています。

高校生とするガチの企画会議

せっかくなら、普段我々がしているような企画会議を高校生としてみたら面白いのでは?と思って企画会議を行いました。目的は?、ゴールは?、予算は?どんなことをできたら児湯郡でしかできないかな?とかを高校生とこゆ財団のメンバーで話し合いました。

高校生からは、

  • 自分の町を知ってもらうだけではなく、相手の町も知ることができるようなプログラムにしたい。でも、座って学ぶより体験を多めにしたほうが良いかも。

  • サーフィンのような高鍋だからできる体験もあっても良いのでは?

  • 児湯郡だからおもてなしできることもあるのでは?

そんな意見が出てきます。こちらも、なるほど、それならこういうのはどうかな?とか、これは予算がかかりすぎる、、、なんて感じで話しました。
こゆ財団のメンバーが、「いつもの会議だね」と言っていて、確かに、我々は誰とでも、本気の会議をしていると思ったところでした。

さて、児湯郡だからできる教育旅行とは???

話す中で、体験は大事だけど、体験だけでよいのか?でも、結局どうしたら良いんだろう?そんな声が聞こえてきたところで、場が少し静かになり始めました。そんな中で、一人の生徒から、

「BBQがしたい」

という声が聞こえました。理由を聞くと、こんなことが返ってきました。

「ご飯を食べに行くと、「黙食」になってしまう。それではせっかく交流って言っているのに、できない。食べるときは食べる、話すときにはマスクを付けて話す、そういう自由があるのは、BBQな気がする!」

これは良いという空気感が出てきました。その場では、それで行こうという話になりました。

ただ、普通のBBQではなぁということで、お昼の時間に児湯5町をグループに分かれて回って、町の紹介をしたり、町の特産品を買ってくるワークを取り入れてみようという話に展開しました。これを入れれば町のことは分かってもらえるし、道中、一緒に話す中で相手のことも知ることができる。そんな話になりました。

この後は、大人も高校生も関係ありません。一緒に作っていくチームとして、実現に向けて動くのみ、という感じで打ち合わせは終えました。

高校生と作る教育旅行。今後が楽しみです。

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