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ICT教育のこれからについて考える-新富町教育講演会-

11月中旬のこと。
新富町教育推進コーディネーターを仰せつかっていることもあり、教育講演会に出席しました。

テーマは、「新富町モデルのICT教育のこれから」というようなテーマで2時間実施しました。基調講演は、宮崎大学教育学部の小林先生にお願いをして、私は、その後のパネルディスカッションを小林先生と中倉教育対策監とご一緒しました。

私の方としては、今回いくつか工夫をしました。

講師の方の話を聞いた上で問いを考える。

小林先生の話から、本当に色々なヒントをいただきました。小中高の連携、評価の考え方、知見の共有だけではなく、どのように更に前進させていくか、などを改めて考えるきっかけをいただきました。だからこそ、パネルディスカッションでもそれを引き継ぎたい。だからこそ、その場で内容を整理してまずは、中間まとめのような話をしました。

その上で、実践の共有を。しかし、それだけではなく、大学院で学んでいるからこそ、色々な知識・研究も参考として案内。

私としては、色々な場所での実践はもちろん、県の動きなどを話すことが求められて登壇依頼されていると感じています。だから、余すことなく、こういうコトできるんだとか、他の学校種では、こういう取り組みしているのね、ということを理解してもらうことに努めました。ただ、それだけではなく、最近大学院で学んでいるID(インストラクショナルデザイン)の話や教育振興基本計画の議論の流れなどもお伝えしながら、もう一歩踏み込んだ議論ができるように意識しました。

せっかくリアルで集まった場。だからこそ、声を出してもらう工夫を。

大体こういうところに呼ばれると、参加していただいた方に身体を動かしてもらったり、声を出してもらいたいと思っています。なぜなら、その方が記憶に残るし、考えるきっかけを持ってもらえるのでは?と考えているからです。今回も、手を挙げていただいたり、リアクションを見たり、または、率直な質問・疑問に答えたり、ということを盛り込みました。ちなみに、100人だろうと、1000人だろうと壇上から見えますw(具(つぶさ)に見えるわけではないですが。ただ見えます)本当は、壇上を降りて話を聞きたいのですが。。。ただ、それにより、場の臨場感が上がると思っています。

新富町に関わって3年め。少しずつ、でも着実に変わっている部分はあると思います。この後も支援できたらと思います。



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