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サービス紹介vol.5

GWを挟んだので更新が遅くなりました!!

はじめに謝ります!!今日は一個だけです、サービスは触っていたり情報収集しているのですが、二日酔い過ぎて終わってるのでこれだけ書いて出します。どこかで挽回のやつもう一本書きます。

ということで、その渾身のひとつを!!

「虫村」


バグソンと読みます。

今回はITサービスではないんですよ。
昔co-baというコーワーキングスペースでお仕事をしていたことがあったのですが、そのスペースを運営していた会社の創業者の中村さんと言う方がやっているサービスです。

Facebookで繋がっているのでたまに投稿を見させてもらっていたのですが、サービス名から「虫が好きな方なんだなぁ、虫食のサービスとかも流行ってるもんなぁ」と言う感じで大いなる勘違いをしておりました。

こちらは名前の通り村でございます。
さすが上場経験者。やることのスケールがすごい!


こんな村を作っているそうです

で、面白いのがこの村の思想というか中身なんですけど、コンセプトが「感謝経済」というものなんですね。

この世の中は所謂貨幣制度、貨幣経済の基にして成り立っております。

貨幣というのはお互いに提供したり受けたりする価値の移転の仲介役としてワークしており、我々のやっているコンサルティングワークも同じくお客様に価値を提供することの対価として貨幣を受け取っているわけです。

ただ、元々、すごく遡って昔の話になると、貨幣を介さない価値の移転というのがあったりします。大根あげるから、米をくれとか、家建ててあげるから、代わりにお金のこと教えてとか。それぞれが持っているスキルや所有物をスワップすることで社会が成り立っていた部分もあるわけです。

この虫村では、こういった昔の価値の移転がなされる社会を感謝経済と呼び、それぞれがそれぞれにできることを提供したりされたりしながら共生していく社会を実装しようとしています。

もちろん、この概念にはファーストギバーと呼ばれる火付け役が必要なのですが、そこは創業者の中村さんが土地と建物を提供することによって成り立たせています。

無料で住めたり使えたりする施設や土地を提供するから、その代わりあとはみんなでよしなにやってねというやつです。

何も提供することがない人はお金を払ってもいいし、料理ができる人なら料理を請け負うことを対価としてもいいわけです。

この社会実験を実装させちゃうところがロマンだなぁ。
(詳しくは昔の記事ですが、こちらとかこちらを読むとわかりやすいです)

昔アメリカの学者さんがスタバでやったおもろい実験があるんですけど、

最初にスタバカードにお金をチャージして、それをネット上にあげて誰でも使っていいよという形にしたんですね。

すると不思議なことにそのカードの残高がゼロにならないわけです。

なくなりそうになると誰かが、チャージしてくれるんですよ。

Payforwardという大好きな映画がありまして、世の中を良くするための方法を小学生が考え出すって内容なんですが、一人の人が3人の人に大きな貸しを作る、そしてその3人はまた別の3人に大きな貸しを作るみたいな感じで(貸しって言葉はあんまり妥当じゃないんですが、すごく相手が喜ぶ、助かることをしてあげるって意味でここでは使ってます)、活動をしていくと世の中が最終的に良くなるよねって話です。

まさに感謝経済的な話ですよね。

これをITのサービスとかに実装できないかという提案をお客さんにしたことがあるんですが、面白いけどサービスとしては、、、みたいな感じで却下されたんです。

この感謝経済とかPayfowardの概念って実はITサービスに落とし込むと相性いいと思うんですよね。徳を積むとか、一日一善とか、そういう言葉が日本には浸透しているので。

あとですね、車の列に入れてもらった時の感謝のウィンカーとか、自分も入れてもらったから他の人も入れてあげようとか。日常の中に感謝経済、Payforwardといのは潜んでいるわけです。

この辺の概念を実装したサービスはそのうちちゃんと向き合ってみたいなと思ってます。

乾杯されたときに乾杯し返したくなるのも感謝経済なのかな。

今日も飲みに行ってきます。

こちらからは以上です。

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