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【未来予想】NFTの教科書を読んで感じたこと

こんにちは、Cignalsのりゅう(@ryu_cignals)です🐲🐲

NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)の話題が高まる中、たまたま「NFTの教科書」が読書会の課題本にあがったのでその感想とNFTが今後どのように機能するのかについて紹介いたします🐲🐲

今回の課題本はこちらです。

NFTとは何か?

NFTは、「スマートコントラクト」という形でブロックチェーン上に保存されるデジタルトークンです。これらのトークンは、アート、ビデオ、音楽、さらには現実世界の物など、多くの物の所有権を表すために使用することができます。NFTをブロックチェーンに載せる際には、1つのデジタル署名が使用されます。つまり、デジタルの所有権が得られるということです。NFTのデータはマーケットプレイスを通じて暗号通貨と売買されています。

"NFTマーケットプレース"

◉世界で最も利用されているNFTマーケットプレイス「Open Sea

◉質の高いデジタルアート集「SuperRare

◉アート系NFTを中心に取り扱っている「Rarible

◉音楽系NFTを扱う「Royal」「Audius

上記のマーケットプレイスでNFTは取引されています。

コンテンツを制作している場合、NFTのおかげで、コンテンツの作者は仲介者を介さず、視聴者から直接資金を受け取って収入を得ることができます。さらに、NFTを使えば、独占的な(高価格の)取引でお金を稼ぐことが可能になります。また、NFTには、NFTが売れたり交換されたりするたびに、クリエイターにパーセンテージが支払われる機能があり、クリエイターの作品が超人気になって価値が膨らめば、その利益の一部が支払われるようにな仕組みになってます。

既に、デジタルデータを所有しているユーザーはデジタルコンテンツをSNSに投稿したり、アバターとして使用するなどこれまで価値を持たせることができなかったものに価値がつきはじめてきています。


「NFTの教科書」の感想

さまざまな領域の有識者が、専門領域でNFTについて書いてくれているので、全体像は理解しやすかったです。NFTについて詳しく書かれているというより、NFTについて広く浅く知れる本だと思います。この本を読むまで僕もNFTは投資目的だと捉えていましたが、もしかした数年後NFTが至る所に浸透しているだろうなと感じました。

音楽業界がNFTでどう変わるのか?

個人的にすごく気になる業界です。現状の音楽業界に関しては、プラットフォーム側(仲介者)に依存していてアーティストに還元される手数料がほんのわずかです。アーティストがNFTで作品販売すれば、1回の販売でプラットフォームからよりも多くの収入を上げることが期待できる点や継続的な収入を得ることができます。NFTが音楽業界に浸透していくことで、デモ曲や楽譜、リハ映像など今まで商品化が物理的に難しかった素材直接ファンへ作品を販売できる。

ステッカーやライブグッズを、NFTの組み合わせで、ファンクラブへの参加特典にできたり、ライブチケットNFTを購入した人に記念品の贈呈などが可能になりそう。楽曲そのものを販売するだけでなく、さまざまな追加コンテンツの特典を商品に盛り込むことが可能になり、ファンにとっても嬉しい体験価値を生み出せるようになります。

地方創生にもNFTが活用されている。

個人的にすごくワクワクするプロジェクト。このNFTを活用したデジタルアートは、山古志地域の電子住民票を兼ね備えていてデジタル版の村社会実現に向けた面白いプロジェクト。山古志行ってみたい🌟



また北海道北広島市では観光振興にNFTを活用する実証実験が開始されたプレスリリースが発表されていました。

僕も改めて地元コザの魅力を見直し、クリエイターや地方自治体の方々と一緒に新しい魅力を発掘してNFTを活用したプロジェクトをやってみたいです。


クリエイターとして、クリエイターに寄り添いたい。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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