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<前編>双極性障害を高校生から発症。統合失調症により入院…利用者【インタビュー第1回:Aiさん】

こんにちは。就労継続支援B型カチカの利用者Ryuです。
今回は実際にカチカを利用されているAiさんに、持病や、カチカでの作業についてインタビューをさせていただいたので、その内容をお届けしたいと思います。
病気とどのように向き合っているか、カチカで働くことで、どのように変わっていったかを知れる貴重な機会でしたので、カチカをこれから利用しようと考えている方はぜひご覧ください。

利用者Aiさんについて

カチカでは広報担当として、SNSの更新作業をされているAiさん。
高校生でうつ病の診断を受け、現在は統合失調感情障害の診断を受けています。
物腰柔らかなAiさんですが、過去には症状により暴れてしまうこともあったそうです。
詳細をご覧ください。

Aiさんの特性を教えてください

はい。統合失調感情障害です。統合失調症と、双極性障害の二つの症状を持つ病気です。鬱と躁(ハイになっている状態)を繰り返して、感情が安定しなくなってしまいます。
鬱は全然ベッドから動けなくなって、躁になると、散財したり、人格が変わったように元気になって、あちこち遊び歩いてしまいます。


普段の生活の中で、その特性で困ってしまう事はありますか?

仕事が続かないことですね。
転職して、最初は躁で元気にバリバリ頑張れるんですけど、それが続かなくて、数か月後うつになってしまい、仕事をやめてしまう事もあります。


どれぐらいの期間で鬱状態になりますか?

1.2年で鬱状態になって仕事をやめてしまうことが多かったです。


ご自身の特性について自覚したのはいつですか?

もともとうっすら気付いてはいたんですけど、高校生くらいのときから鬱になったり躁になったりを繰り返すようになりました。
そこからは学校も不登校気味でした。


発症のきっかけはなんだったでしょうか?

高校の部活がすごくいそがしくて、とても厳しかったので、ストレスだと思います。
夜にも呼び出しがある部活で、遅いと夜の12時まで学校にいることもありました。
だんだんと学校の勉強にもついていけなくなり、そこから鬱になっていってしまったんだと思います。


病院で診断されたのはいつですか? 当時どんな症状が出ていましたか?

高校生で自覚し始めたときに病院に行ってに鬱の診断をうけたんですが、そのあと躁状態になったことで、自分で「治った!」と思ってしまって、病院に行かなくなったんです。
20代の時は感情に波があって、自分でもおかしいとおもってはいたんですが、
でも病院に行く事はせず、仕事を転々としていました。
それから30代に躁の状態がひどくなって、散財したり、最終的には幻覚や幻聴によって暴れて警察沙汰にもなってしまいました。
それをきっかけに病院に入院し、統合失調感情障害の診断がついたんです。
その後1年経ってまた病気が再発することがあり、その時から薬をしっかり飲むようになって、それからは症状は落ち着いています。


どんな幻覚がみえたんですか?

よく覚えていないです。当時は自分の人格が消えてしまったような感じで、記憶がないです。
何かが乗り移ったような、人が変わってしまったような感じでした。

後編へ続く →

就労継続支援B型カチカとは

私は現在、プログラミングの学習と、今まさに読まれているブログの制作を主な作業として行っています。
作業については、支援員の方が毎日確認してくださるので、自分にあった作業を割り振ってもらえます。
体調が悪い日は、報告すればいつでも休暇をとれますし、在宅での作業もできますので、自分のペースで作業ができます。
「働きたいけど、気分に波がある」「一般就労したいけど、障害があるし、スキルもない」
そんな方におすすめできるのが就労支援B型カチカです。
もし、上記に当てはまる方がいらっしゃるなら、一度相談されてみてはいかがでしょうか。県外の方でも、在宅で作業できますので、応募可能です。
カチカはいつでも利用者様をお待ちしています。

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・ホームページ:https://infini.drone-i.co.jp/about/

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