美容師をやめたいあなたへ


こんにちは。
関東でのんびり美容師をしているairiです^^

美容師人生も10年目になりました…
年齢がバレます…笑


10年も美容師をしていると
辞めていく人をたくさん見てきました。

たった入社1日で、辞めた人もいました。

私が新卒で入社した時の同期たちは
1年間で3分の1まで減りました。

スタイリストデビューまで続いた同期は
5分の1以下だったんじゃないかなあ。


なぜ、こんなに辞めてしまうのか。

美容師は、美容師業が本当に好きな人じゃないと
絶対に続かない仕事です。

でも、私は今、美容師以外の仕事は
考えられないくらいに、
美容師という仕事が大好きなのです。

やめたいあなたへ。

深呼吸して、ゆっくり自分と対話して、
自分がどうしたいのか考えてほしいです。


美容師を辞めたい原因の代表例

1.給料が低すぎる

いやもう、ほんとこれ。めちゃくちゃ低い。

美容師は何年もアシスタントをします。
ようするに見習いですね。

実際にお客様を担当できるまで数年。
その間の給料の低さったら。

現在は働き方改革のため、良くなりつつありますが。

私の初任給は手取り11万でした。

上京して一人暮らしをして、11万。
無理に決まってます…

会社に内緒でキャバクラでバイトする同期もいました。
そうでもしないと生活できないからです。


私は自炊をし、お弁当を作り、
野菜を水耕栽培しました。

先輩は牛乳パック1リットルのお茶を
水道水で薄めて飲んでました。

今考えると、あれは何だったのか。
恐ろしいです。

2.安い給料なのに長時間労働

私が新卒で配属されたサロンは
月に2000万売り上げる大型サロン。

常に満員以上、むしろオーバー。
水を飲む暇も与えられません。

1分刻みの時間に追われて、
夜の19時にやっとお昼休憩。

え?お昼じゃなくて夜じゃない?

さらに、新入りは朝7時半に出勤。
営業後は22時まで練習。

そう、14時間半拘束!!

今思えば、あれは過労死ライン余裕で超えてました。



3.手荒れで血まみれ

シャンプーして乾かすの繰り返し。
カラー剤、パーマ剤での刺激。

「手袋をしてシャンプーされると髪が引っ張られて
痛いので、やめてほしいです。」
というお客様からの追い討ち。

私は手荒れが酷く、
爪が剥がれたこともありました。

ジュクジュクに荒れて汁が出るので
ガーゼを貼っていました。

夜は痒くて寝れません。
寝ている間にかきむしり、
朝起きると血まみれでした。

ステロイドを塗る毎日。


あれ?私はなぜ美容師辞めなかったの?

普通辞めますよね!こんなつらい仕事!

書いているうちに、
この記事を読んだ美容師志望の少年少女が
美容師になるのをやめるかもしれないくらい
怖い内容になってしまいました。すみません。


とにかくつらかった。
でも、私は思うのです。

美容室ってめちゃくちゃあるから。
つらい職場だけじゃないよ。


今いる環境がつらいという理由で
やめることを考えているのなら

声を大にして言いたいです。
美容室は腐るほどあります。


大丈夫。


私は、新卒で入社した
この超ブラックサロンを

5年目で辞めました。

いやほんと5年もよく続いたよ…

そして、今の会社へ。

いきなりお給料がぐん!と上がりまして。
仕事量がぐん!と減りました。

ああ、こんなにのびのびと
働ける環境があるんだな。

そう思ったのです。


次回からはもっと楽しい話をしますね。笑

こんなにつらい思いをしたのにもかかわらず、
どうして私は美容師の仕事が大好きなのか。

美容師の仕事には、もっと素晴らしい価値があります。
つらいことなんて、全部ふっとびます。


次回からは、美容師をしていて
幸せだなあと感じたエピソードを
書いていこうと思います。

ではでは、またお会いしましょう。

airi

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?