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「あたりまえのことなんて無い」〜闘病生活で学んだこと〜

こういう経験をしたからこそ言えるのは、けして「あたりまえのこと」なんて無い。ということです。


ちょうど1年前の今頃、突然重度の皮膚病になってしまい、人生のどん底に突き落とされてしまいました。


当時17歳、高校2年生、青春まっただ中。僕は、サッカー部に所属していたのですが、当時は本気でプロサッカー選手を目指していました。


そんな中、重度の皮膚病になってしまい、夢を諦めるほか、高校まで辞めるざる得なくなってしまいました。


最初は、すぐに治るだろうと思っていたのですが、日に日に症状は悪化していく一方、、、この先どうなるんだろう?ということだけが毎日頭に浮かびました。


それでも神様は残酷なんですよね。最初に症状が出てから約1ヶ月たった頃には、さらに症状が悪化して、とうとう車椅子状態になってしまいました。この時期からは完全に入院生活でした。


全身の皮膚に亀裂がはいり、歩けなくなってしまったのです。今思い出すだけでも涙が出てきそうです。


もともとサッカーをやっていて、走れるのが当たり前だったので、当時は本当に絶望的でした。


全身に亀裂が入る訳ですから、もちろん痛いので、お風呂にも入れないし、口も空かないので食事はスープしかとれれませんでした。


全てを失った僕は、無感情になり、残念ながら命を絶つことさえも考えたほどでした。


本当に辛かったです。その後は、日々リハビリをしていく中で、徐々に回復していったのですが、自分が何も出来ない中、本当に家族の支えだけが僕の心を支えでした。


夢を諦め、高校も辞め、全てを失いどん底に落ち僕。1歩外に出て再び歩けたときには、自然と涙が溢れ出てきました。なんとも味わったことも無い感覚でした。


人は、多くのことを求めすぎてる気がします。でも、本当に大事なことは、極わずかなんですよね。


こういう経験をしたからこそ言えるのは、けして「あたりまえのこと」なんて無い。ということです。


歩けること、愛する人がいること、美味しいご飯が食べれること、喜怒哀楽出来ること。全て当たり前のことではないと思います。いつ突然何を失うかは分かりません。だからこそ今出来ていることに感謝して、人生を精一杯生きていけたら素晴らしいと思います。


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