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パワーポイントのリード文に命をこめろ


1. はじめに

総合コンサルで10年以上の経験を持ち、現在はスタートアップで新しい挑戦をしているryuです。

コンサルティングの仕事において、パワーポイントのスライド作成は避けて通れない重要なスキルです。

その中でも特に重要なのが「リード文」です。

リード文はスライド全体の要点を一言で表し、見る人にスライドの意図を瞬時に伝える役割を持っています。

この記事では、リード文に命を込める重要性と、その作成方法について解説します。

2. リード文はスライドの命

リード文は、スライドで言いたいことを一言で表現する部分です。

これがなければ、スライドはただの情報の羅列に過ぎず、聞き手に何を伝えたいのかが曖昧になってしまいます。

リード文をしっかりと書くことで、スライド全体のメッセージが明確になり、聞き手に対するインパクトが大きくなります。

言い換えれば、リード文はスライドの「命」と言えるでしょう。

3. 「何が言いたいんだっけ?」の恐怖

プレゼンテーション中に「このスライドで何が言いたいんだっけ?」と聞かれることは、コンサルタントにとって背筋が凍る瞬間です。

それは、リード文が不十分であるか、スライド全体のメッセージが曖昧であることを意味します。

このような質問を受けること自体が、スライド作成の失敗を示しています。

リード文は、こうした事態を避けるための重要な防波堤となります。

4. リード文とボディー部の一致は必須

「リード文とボディー部が合っていない」という指摘は、コンサルタントにとっての死刑宣告に等しいです。

リード文で表現したメッセージが、スライド全体を通じて一貫して伝わっていなければ、聞き手に混乱を招くだけでなく、あなたの信頼性も損なわれます。

リード文がスライド全体の要約であり、それを支える情報がボディー部であることを常に意識しましょう。

5. リード文からスライドを作り上げる

効果的なスライドを作成するためには、まずリード文を最初に書くことが重要です。

そして、そのリード文がパッと伝わるようなボディー部を描くことが求められます。

リード文がしっかりと伝わる構成やデザインを考慮し、スライド全体を作り上げることで、プレゼンテーションの説得力が格段に向上します。

6. 指摘を受けないリード文を目指す

リード文について指摘を受けている間は、コンサルタントを名乗るべきではありません。

リード文はスライドの存在意義であり、それが不十分であれば、スライド全体が崩れてしまいます。

リード文を徹底的に磨き上げ、誰からも指摘を受けない完成度を目指すことが、プロフェッショナルとしての第一歩です。

7. まとめ

リード文は、スライド作成において最も重要な要素です。

これがしっかりしていなければ、スライド全体が意味を失い、プレゼンテーションの効果も半減してしまいます。

リード文を最初に作成し、それを基にスライド全体を構築することで、明確で説得力のあるメッセージを伝えることができます。

コンサルタントとして、リード文に命を込め、完璧なスライドを作り上げましょう。

今後も転職後に活用できる情報を発信していきますので、引き続き宜しくお願いします。

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