腎細胞ガン療養記⑧:入院の朝に思いだす「勇気と覚悟」
本日10月18日は、冷凍食品の日(日本冷凍食品協会)なのだそうだ。
「10=れいとう」
冷凍食品の保存するための最適温度が「−18度」
…ということらしい。
世の中には、うまいことを考える人がいるものだ。
そして今日は、私が腎細胞ガンの手術のために入院する日でもある。
8月4日に告知を受けてから今日まで、2ヶ月半。
長かったような、短かったような…。
自分ではそこまでメンタル的にダメージを受けているつもりはなかったが、昨日は昼も夜も思いのほか食事が入らなかった。
あんなに何を食べるか悩んだのに(笑)。
まあ、なんだかんだと量はそれなりに食べたのだけれど、「いつもならもっと食べられるよね」という感じだった。
胸がつかえるような、お腹がはるような、「もう入らない」と思うのが早かった。
身体は正直なのだろう。
ついでに書くと、眠るときにニワンコをギューッと抱きしめたら、不意に一粒だけ涙がこぼれた。
そんな自分に、自分が1番驚いた。
何が悲しかったのかは判然としない。
でも、ガンかもしれないとわかってから泣いたのは、昨夜が初めてだった(もしかして、泣いたうちに入らない?)。
やっぱり、身体は正直だ。
本当はもっと早い段階で、泣いたり、パニックになったりしたほうが、健全だったのかもしれない。
その反面、今日に至るまで、思考も感情も行動も、ある意味で私らしくあれたのだから良かったと思う。
BURNOUT SYMDROMESの『ヒカリアレ』を聴くと、
勇気や覚悟がいつだって私を支えてきたし、これからもそうであることを思いだす。
本格的な療養タームに入り、しばらくの間は体調が不安定なことが予想されるので、落ち着いてから療養記の続きをまとめたいと思う。
では、いってきます。
✳︎時々、なにかつぶやくかもしれません。
その時は、お付き合いいただけたらうれしいです。
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