CPUってどこまで早くなるの?
こんにちは。
パソコンのつぶやきです。
これからパソコンの頭脳と言われるCPUのお話しをワタシなりに書いていきたいと思います。
本職の方々はコードネームで呼びたがりますが、カンタンに「世代」という呼び名でお伝えしましょう。
令和4年現在のCPUの世代は『第12世代』です。世の中最新のものがすべて良いとは限らないと言われますが、ことCPUに関しては世代で性能が変わる・・・いや、上がります。ほんの少ししか上がらない時もありますが、よく知っているユーザーであればそんな時は買い控えになります。
毎年数十台のパソコンをセットアップしてお客様の元にお届けしております。ホントに入れる度に「また早くなった」と実感します。ただ、早くならないと新しくなるパソコンのOS(オペレーティングシステム)やソフトについていけません。もちろんCPUだけの問題ではありませんが、頭脳であるCPUが遅くては今のパソコンは何も出来ないのです。
皆さんパソコンで動画を見ると思いますが、昔のCPUでは再生できないくらいのものを今のCPUは要求されます。そのために現代ののCPUの中には一つの作業をさせるコアという「頭脳」をたくさん持ってます。その数が最新のものになればなるほど多くなるのです。
単純にコア数だけで言うのであればWindows95の時代コアは1つでした。その後「デュアルコア」なるものが登場し「頭脳が二つになったパソコンは早い!」と感激したものでした。そして最新である『第12世代』の「i9(アイナイン)」という最高のスピードを誇るCPUのコア数はなんと!「16」なんです。もちろんその頭脳自体の性能も上がっているので、「性能が上がった頭脳の数が16個になったCPU」と考えて下さい。
「そんなスピード必要なの?」とおっしゃるかもしれませんが、一番必要としているのがゲーム業界です。「インベーダーゲーム」という喫茶店のテーブルがゲーム機だった時代はデジタルな模様が動くだけでした。現代はリアルに主人公が動いて、ましてやアバターなるものが動くメタバースなるものが世に現れた時代です。これからもっともっと性能はアップされるのでしょうね。
もちろん、ゲーム業界だけでなく医療や映像などいろいろな分野でCPUの性能が上がれば恩恵を受けるのでしょう。ワタシ達自身もその恩恵にあずかり生活が変わっていくのでしょうね。さて、一年後に令和4年のこの文章を見たときどんな想いでいるでしょうか。今から楽しみです。