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キャラたちの新たな一面が見られる第2巻【魔女は満月に咲く】

今回は原悠衣先生の『魔女は満月に咲く』の第2巻が発売されたので感想を書いていきたいと思います。

第一巻で登場で登場したキャラの掘り下げや、初めての魔女試験を経ての関係性の変化などが中心となっており、作品の雰囲気・方向性が固まった印象。

これからの展開が楽しみになる内容でした。

4人の仲が深まるお出かけ回

第二巻の前半パートは、一回目の魔女試験に参加した4人のお出かけ回ということで、試験を経ての関係性の変化やキャラの新たな一面がクローズアップされていたのが印象的。

例えば、航一が不器用ながらも紫麻と仲良くなろうしていたり、梅子がやけになぎに対して辛辣だったり…

特にギャップがすごかったのがなぎ。意外と想像力豊かな一面があったり、友達として受け入れられた途端にめちゃくちゃ饒舌になったりと、第一巻では見られなかった表情を見せてくれて可愛いです。

4人の関係が深まる様子に、ほっこりした気分になりました。

白波先生と伊勢海斗君の本格参戦

そしてキャラの新たな一面といえば、白波先生と伊勢海斗君(以下海斗)がメインキャラとして本格的に物語に関わるようになったのは外せません。
先生の魔女服大胆すぎるだろ……

白波先生が魔女だったのは前巻で匂わせがあったので予想できましたが、優男イメージだった海斗がちょいウザな先生大好きキャラに変貌したのは予想外過ぎました(笑)

先生のほうは「もっとこちらの世界の酒を飲みたい」という不純な動機で留年を繰り返しているわけですが、もしかすると別の動機もあるかも?
あくまで予想ですが。

先生に恋する海斗を見て、紫麻が恋について興味を示す意味深な場面もあったので、ここからもっとラブコメっぽい展開なっていくのかなぁという印象。
お互いがどういう経緯で好意を自覚するのか、今から楽しみです。

まとめ

そんなこんなで、起承転結の「承」の真っ只中といった感じの第2巻でした。

作者あとがきに「早く恋する紫麻が描きたい」的なことが書かれていたので、次巻はより強いラブコメの波動を感じることができるでしょう。
(原悠衣先生が描く恋するヒロインとか絶対可愛いでしょ…)

以上、『魔女は満月に咲く』第二巻感想でした。

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