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【商品考察】ファンドラップ(1) ~退職金運用のシウマイ弁当!?~

投資してはいけない商品ベスト3に常にランクインする、悪名高き金融商品

ファンドラップ

ファンドラップにお金を入れるくらいなら、
サランラップに包んでタンス預金にした方がマシ

と、ささやかれている有様。

他にも
販売員の逆定期預金
金融界のプリンタービジネス
投資信託を使ったハニートラップ。。。

ネット上では汚名であふれている。
でも、売れているらしい。

ほとんどのネット情報が、コスト2重どりで論外という論調ですが、
ただ実際に運用している人や、販売側からの情報も極端に少ないです。

情報が少ない理由として、利用している層が高齢者が多いと思われる点と、ポートフォリオなどは、各社のノウハウになり公開が制限されていることが影響していると思います。


よくあるネット情報のパターンとして。。。

親が証券会社の提案で、ファンドラップというものを高額契約して、
3年たっても元本割れ状態。継続してもいいものでしょうか?

の質問に対して、FPらしきアドバイザーは、

ファンドラップはフィーが高く、論外です。
証券会社の窓口では、証券会社の儲かるものしか提案されません。
解約をお勧めします。

こんな感じの回答。

回答者は、実際、ラップ口座の運用経験がなく適当に回答しているとしか見えない。どの期間かや、ポートフォリオ、運用会社でも異なる。

えー、そうなんですね。解約させます。

というほんとか、うそかわからないやり取りで終わる。。。

まあ、ファンドラップで利益が出ている富裕層が、わざわざファンドラップの良さを自ら発信するとも思えませんが。


ファンドラップの概要を知りたい場合は、
野村アセットのページが参考になります。

フィー2重どりの図示や、
投資信託及び、バランス型投資信託との違いが説明されています。


動画で概要を確認したい場合は、
大和証券グループ公式チャンネルの人生100年時代の資産形成戦略シリーズの中に、ファンドラップに関連する動画がアップされていて参考になります。

(関連動画)
・第6 回リバランスの効果
・第20回GPIFの運用を参考に
・第22回資産分散の効果 など


私は、20年くらいアウトソーシング事業に従事していたので、
ITシステムの運用一任の経験から、金融の投資一任に興味を持ち、退職金の1部を使って、1年運用しました。

他では、書かれていないことを中心に運用結果を整理します。

ファンドラップとは?


1年間、大和証券のダイワファンドラップを運用した私の定義は、

・市場の成長と、各資産(株式、債券、商品、不動産、ヘッジファンドと為替)の増減のリバランスにより、雪だるま式に少しずつ資産を長期的に増やす運用サービス。楽天証券の楽ラップでは、”超長距離マラソン”と例えていました。

・対面証券会社で購入するファンドラップは、石橋を4回たたき、リスクヘッジを4層で行う運用サービス。豊臣家の大坂城の本丸、二の丸、三の丸、惣構の4重構造に匹敵する固い守りの運用を目指す。

(1層目)組込みファンドのファンドマネージャー
組込みファンドでの差益
(2層目)ファンドラップのファンドマネージャー
組込みファンドの選定、リバランスでの差益
(3層目)証券窓口担当者
資産全体とライフプランからリスクレベル最適化、市場の変化に対する助言など
(4層目)最後の砦の自分
増額・減額・解約及びリスクレベル変更を最終判断する。
感情に流され非合理的な判断をしがち。。。     

・ファンドラップのパフォーマンス評価は、2点で行う。 
 ①提案されたリスク&リターンのレンジに入っているか?
 ②ファンドラップに投資しない場合との差益比較

パフォーマンス評価について補足すると、

コストの2重どり云々の前に、まず、提案されたリスク&リターン内で運用されているかが、ポイントだと思います。リスクを負った上で、リターンを取りに行く運用を一任するサービスだからです。

また、ITのアウトソーシングの提案では、現状を継続した場合のベースケースとアウトソーシング後を比較します。アウトソーシングのランニングコスト自体の検証も重要ですが、定量的、定性的に、何がどう変化するかを重視します。

ファンドラップの評価も、ファンドラップに投資しなかったケースとの比較が必要だと思います。本気で比較するなら、相続を含めた10~15年間のベースケースを作って比較しないと、あまり意味がない気がします。



蛇足気味ですが、

ファンドラップを継続するどうかは、フィーの価値を自分自身で腹落ちできるかが、最大のポイントだと考えています。

言い換えると、

ファンドラップは、フィーに負けないことが最重要

とも言えます。フィーに負けないためにリスクレベルを変えたり、組込み資産の定期的な見直しは、最低限必要だと思います。油断すると、負けてしまいそうな気配があります。

ITのアウトソーシングの経験から考えると、年々基準が厳しくなる監査対応のコストが、重荷になっていました。

一任されるということは、実施した業務への説明責任が生じ、すべての作業が正式プロセスに沿って実施されたことを示すエビデンスが求められます。一口で言って”重い”です。

ITのアウトソーシングでも、常にコストは叩かれました。

ファンドラップの評価を下げているフィーにも、投資に直接関係のない監査対応等のコストが含まれていると想像します。

このあたりを、うまく見せないと、”論外”という評価になってしまうのかもしれません。


ITアウトソーシング契約を頂けるお客様の特徴は、2つありました。

・会社対会社の信頼関係があること
・顧客側に強力な推進者がいること

契約金額が大きいだけに、どちらが欠けても契約には至りませんでした。
ファンドラップも同様だと思います。

・運営会社、担当者への信頼があること
・自らファンドラップを納得してること


ダイワファンドラップを選んだ理由


ひとことでいって、消去法で決めました。

大和証券以外では、3つの窓口で商品説明を受けました。

・野村證券
・りそな銀行
・SMBC日興証券

それぞれ特徴がありました。

一番勝てそうなのは、りそな銀行のラップ口座だと感じましたが、
ファンドマネージャーが好みでなかった。

安心感という意味では、野村證券。
CIOサービスを組織化した後は、攻撃的なポートフォリオに変えている。
低リスクのポートフォリオでも海外資産の比率を高め、全ポートフォリオで、勝とうとしている意図がよくわかった。
でも、直近で近くの取引店がなくなったので一旦除外しました。

SMBC日興証券は、海外の運用会社と協業し、ポートフォリオが一番柔軟性が高かった。まったく取引がなかったので、まずはダイレクトコースの口座を開いたが、様々な癖があり、まだダイレクトコースのままで、放置中。

こういう流れで、特に大きな不満点がなかった、
ラップ口座の老舗の大和証券ので始めました。

もう一つ、試してみたいのですが、軍資金が底をついています。。。


大和証券のラップ口座を検討するなら、

資産運用プランニングと
ライフプランニング、財産継承プランニングなどを試すことで、

大和証券との相性を確認し、

全資産を資産運用プランニングツールに入力して、
ポートフォリオのリスク度合いを確認するのをお勧めします。

資産運用プランニングツールへの入力は、
個別銘柄を入力することもできますし、
簡易的に、個別株式はまとめて、類似の投資信託に置き換えて合計金額で入力するなどしてもよいと思います。


ラップ口座は、ファンドラップ単体の商品性だけでなく、付帯サービスと合わせて検討するものだと思います。


ファンドラップ運用結果

 
 ・定量効果
 ・定性効果
 ・自ら実施したこと
 ・不満点
 ・考慮事項

 
を以下に整理しました。

〔定量効果〕
・提案リスク&リターン(6%~マイナス10%)内である、差益5%
2021年の状況で、プラス5%は、寂しいですが、バランス型で運用しており、提案どおりのパフォーマンスでした。
・ベースケースとの比較
もしファンドラップに現金を入れていなかったら、自分なら、社債(リターン:1%程度)と国内投資信託(リターン:3%程度)に分散したと思います。国内投資信託は、少しあがった時点で利確していた可能性もありますので、1年間だけの結果論になりますが、ファンドラップのパフォーマンスの方が良かったと思います。
・その他
他の金融商品の調査検討工数や売買工数の削減なども定量効果対象になりますが、省略します。

〔定性効果〕
・グッドスリープ
日々各資産は増減しますが、外国株式が下がっても、外国REITでカバーできたりする為、値動きは安定しています。FXや暗号資産とは違い、安心して眠れます。下落局面でも、プロに任せているという安心感があります。
現在、ロボアドのTHEOでも積立投資を実施していますが、安心感は、ネットで購入するロボアドでは、得られにくいと思います。
・資産全体でのリスク&リターン分析
大和証券は、WealthBenchというポートフォリオ・リスク分析ソリューションサービスを国内用にカストマイズした資産管理ツールが強力です。ファンドラップだけでなく、他社で保有してる資産も含めた、保有資産全体のポートフォリオ・リスク分析が可能です。現在の資産の1部をファンドラップ
へ投資した場合の資産全体のリスク分析結果を確認した上で、ファンドラップを契約できました。(上記に記載したリスクヘッジの3層目です)
・他の投資へ波及効果
ファンドラップを保有することで、多くの種類の資産を持つことになり、他の投資への参考になります。マーケット全体に対して、自分事として見る意識が高まり、証券窓口担当者とのちょったした会話でも様々な気づきを得ることができました。

〔自ら実施したこと〕
初めての購入でしたので、主に動きを確認する為に、増額及びリスクレベルや資産クラスの変更なども実施しました。

・資産管理ツールによる資産全体のリスク分析
・市場に変化があった時の値動きの確認
・定期報告書の確認
・1部の資産クラスの月次報告書の確認
・増額
・リスクレベルの変更
・資産クラスからヘッジファンドの除外
・証券窓口担当者への投資相談
・他社のファンドラップの調査

〔不満点〕
・フィーの支払い時に資産が売却される。
大和証券のフィーは、契約資産内枠徴収方式で、フィーの支払いの為に、益が出ている外国株式の1部が都度売却され、フィーが徴収されました。できれば、国内債券分から、徴収して欲しいです。野村證券のラップ口座では、資金をフルインベストしないで、現金(MRF)をラップ内に確保し、都度売却が、発生しないようです。
・四半期の運用報告書の内容が貧弱
一任サービスとして、何を実施したかが、運用報告書に記載がないので、フィー料金の妥当性を評価できません。また運用責任者による定期的な報告も、顔出しもありません。一任し、所詮結果がすべてといえども、責任者の顔出しがないのであれば、運用報告書に何を実施したかの記載は、私の感覚では必須だと思います。
現状の報告では、ファンドラップのフィーの価値の評価できないので、長期保有は、難しい気がしています。
・販売側のセールストークの誤り
 「ファンドラップは、投資初心者にもおすすめ」

幅広い資産を組込むので、それぞれの資産がどのようなものかを知らなかったり、売買経験がないと、リスクレベルの変更や、増額、減額の判断が難しいと思います。運用は一任できますが、運用結果を自分で評価する必要があります。
ITシステムの運用一任でも、すべての運用を委託しません。情報システムを企画・評価するIT企画部門は、自社内に残します。そうしないと運用一任の自社視点での評価ができなくなる為です。
優しい証券窓口担当者に頼るのも、1つの方法ではありますが、初心者向けではなく、最低限の知識、経験が必要だと思います。
他にも、”お客さまに最適なポートフォリオでの運用が可能”、”売買ごとの手数料は発生しない”等のセールストークも引っ掛かりますが、割愛します。

〔考慮事項〕
・ポートフォリオ変更(コース変更)

大和証券の場合、ポートフォリオの変更は、月(月初)1回のみで、書類での変更が必要です。
・資産クラスの制約
SMBC日興証券のファンドラップは、日本株式や日本債券を除外したり、ポートフォリオの中身を柔軟に組み合わせることが可能です。良いか悪いかは別として、大和さんの場合、日本株式や日本債券を除外できません。また、ヘッジファンドとコモデティの資産クラスは、セットになっていて、片方だけ組入れることはできません。
 大きな問題ではないのですが、大和さんの資産管理ツールは、ファンドラップまでは、うまくカストマイズされていません。ファンドラップとして評価されず、個別の資産クラスごとのファンドとしてレポート作成されます。且つ、昨年末の時点では、ヘッジファンドとコモデティの資産クラスを契約から除外しても、レポート上では除外できませんでした。
・タイミングを計った追加投資は困難
ファンドラップは、様々なファンドの塊なので、投資信託よりも、さらにタイミングを計った売買は難しいです。追加契約した場合、外国の資産もあるので、すべて約定されるのは1週間ぐらいかかります。また、大和さんの場合、追加契約は100万円以上必要です。
 年末など、海外の株式市場のスケジュールにより、早めに申し込みが締め切られるタイミングがあるので注意が必要です。
・ファンドラップの税金処理
ファンドラップは、営利を目的として継続的に投資するので、利益は、事業所得又は雑所得に分類されます。よって、フィーは費用として計上して、確定申告で損益通算できます。また令和4年分からは、特定口座の中で費用計上してもらえるらしいです。詳細は、まだ確認できていませんが、フィーを費用計上できるなら、コスト2重どりの汚名を少し低減できるハズです。
・フィー徴収方式
大和証券は、今のところ固定報酬型のみです。海外で発展したラップ口座は、実績報酬型が主で、固定報酬型は日本人向けに設計されたようです。
個人的には、実績報酬型が好みです。野村證券のパンフレットに詳しく記載があったのですが、野村證券の実績報酬型は、徴収時の資産残高に対して、一定額の固定のフィーが徴収された後、益の11%が実績報酬として追加で徴収されます。次回は、今回の資産残高を評価金額に変更し、そこからの益を階段式に計算するので結構複雑です。
実績報酬から固定報酬型への変更や、減額や解約する場合など、日割り計算されない為、まるで数学の問題のように計算が複雑です。深く考えたくないのであれば、固定報酬型が無難だと思います。
野村證券は、金利動向を参照して、フィーを一時的に下げる仕組みがあり、良心的です。そういう仕組みがあると、債券比率の高いポートフォリオで益を確保しやすくなります。
・運用会社、販売会社の破綻
各社独自のラップ口座なので、一般的な投資信託とは、破綻時の動きが異なります。破綻に関しても4層(組込みファンド、運用会社、販売会社、契約
者)で考える必要あります。口頭で説明を受けましたが、運用会社、販売会社が破綻した場合は、運用できなくなるので、各ファンドが一括解約されるらしいです。おそらく細かい条件などあるはずなので、どこかのタイミングで書面で確認したいと考えています。
契約者が死亡した場合も同様で、株式が銘柄ごと相続されるのとは異なり、一括解約され現金での相続となります。
・ファンドラップ向けの情報提供
ダイワファンドラップでは、四半期ごとの報告時に補足的なレポートが追加されることがあります。直近では、2007年の設定以来13年のパフォーマンスをサマリーしたレポートがありました。他には、Sanpoという機関誌が四半期ごと発行され、ファンドラップの基本的な考え方などが、記事として紹介されます。残念ですが、どれも概要レベルです。
投資一任なので、概要レベルでも良いという考え方はあると思います。ただ個人的には、概要レベルの開示では、成果が出た時も出なかった時も、その理由が分からないので、わからないものには、お金を置きたくないと思います。
一方、野村證券は、CIO Monthlyというレポートが月次で発行されています。ラップ口座を契約していなくても参照できます。1年間ぐらいの投資判断が整理されたレポートで、わかりやすく網羅的に書かれています。
ダイワファンドラップの運用報告書についての不満を既に書きましたが、野村證券のファンドラップが、このCIO Monthlyベースに運用されるのであれば、どのような判断の元で運用されているかが、各資産ごとに記載されているので、大変参考になります。複数のシナリオ分析から、現時点では、どのリスクレベルが適しているかなどの踏込んだ記述もあります。
CIO Monthlyは、運用責任者の顔出しはなく、且つ少し難解ですが、個人レベルでは充分な内容です。


今回運用してみて、
運用したと言っても、増額と運用状況の確認ぐらいですが。。。

一番難しかったのは、買うタイミングでした。

ファンドラップは、基準価格のような、目安の価格はありません。比率の高い株式が、少しさがった時期を狙って購入しましたが、為替も含めて、購入のいいタイミングというのが、わかりませんでした。
他社では、ポートフォリオを常にベストの割合に柔軟に調整するファンドラップもあるようです。

ポートフォリオがベストの状態に保たれていれば、いつ購入しても勝てる確率があがる気がしますが、今後の検討課題としています。


退職金運用とファンドラップ

”冷えたシュウマイなんて美味しいはずがない。”

と思い込んで、私は、崎陽軒のシウマイ弁当を、食べていませんでした。

転機は、ほぼ日の株主総会で、昼食に崎陽軒のシウマイ弁当を頂いてから、ファンになりました。

以前、レオスの藤野英人さんが、「TOPIXは半分腐った幕の内弁当」と例えられましたが、ファンドラップに対する今の私の印象は、シウマイ弁当に近いです。

美しく配置されたシウマイ弁当は、
ファンドラップのポートフォリオに見えます。

シウマイが、エースの外国株式
彩りを与える蒲鉾と玉子焼は、国内株式
俵型ごはんは、安定の国内債券
鮪の漬け焼が、しぶい海外債券
筍煮は、バランスの国内REIT
鶏のからあげは、リリーフエースの外国REIT
切り昆布、千切り生姜のセットは、ヘッジファンド
好き嫌いが分かれるアンズは、コモディティ

ちょっぴり甘酸っぱい小梅は、投資一任フィー


「退職金運用」の基本は、
  ・資産寿命の延長
  ・失敗しないこと

つまり、
退職金のようにまとまった現金がある場合、
ブラックジャックと大門未知子のようなプロに任せる、ファンドラップは、積立ではない中長期分散の資産運用として、選択肢になると思います。

負けにくいが、勝ちにくい。
むしろ、勝とうしていない。
勝つのではなく、最後まで負けないこと。

勝つと思うな、思えば負けよ。

自軍は不敗の態勢を維持しつつ、敵軍の敗形を待つ。
戦わずに敵を降伏させることがベスト。

孫子の兵法の神髄である
「戦わずして勝つ」の世界観。

駅弁には、ステーキ弁当やウナギ弁当もあるけど、シウマイ弁当で充分という悟りの境地。


まだ運用期間が1年なので、購入後の切り崩し方なども、シウマイ弁当の食べ方が星の数だけあるように、実際に運用しながら考えていきたいと思います。


2022年は、ファンドラップのポートフォリオを参考にして、自分自身でiDeCoのポートフォリオを運用しつつ、下落&調整局面であっても、リターンを継続して確保できるかを検証し、自分でシウマイ弁当を作る場合とどちらが自分に合っているかを評価していこうと考えています。


まとめ

ファンドラップというサービスは、

富裕層に提供していた運用サービスを、
庶民層にも分散投資の恩恵が享受できるように、
再設計して契約金額の敷居を下げ、
わざわざ提供して頂いている運用サービス。

よって、

契約金額の敷居を下げたことにより、
提供側の損益分岐としてのフィーの利率が、
契約金額に対して、まだまだ高めなのは、

提供側の”提供してあげている”

という驕りが原因だと思います。

提供側は、
コスト2重どりで論外と言われて、

そんな一般庶民には、
契約してもらわなくてよいと無視しないで、
庶民の資産形成の為にも、

1日に数万個売れるシウマイ弁当のように、

ネットでも、
退職金運用のシウマイ弁当

とささやかれるように、積極的な情報発信を切に願います。


【今日のひとこと】


 試す人になれ!

(出典:Hondaの本田宗一郎の母校、静岡県浜松市の光明小学校の校訓)

「最近のようにラジオ、テレビなどが発達していると、見たり、聞いたりすることは非常に多いが、実際に試してみる人は少ないように思われます。
ことに実行には失敗はつきものです。
失敗したらなんで失敗したか、その原因をよく確かめること、つまり反省してみることが大切です。
ふたたび同じ原因の失敗を繰り返すようでは、正しい反省をしていない証拠であり、また成功に通ずることもありません。
皆さんは失敗をおそれず、勇気を出して試してみる人になってください」 

本田宗一郎


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