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ペトコ・パーク ボールパークツアー

ラスベガスでのCES2020の帰りに、トランジットの都合でサンディエゴで1日滞在することとなり、サンディエゴ・パドレスのホーム球場であるペトコ・パークのボールパークツアーに行ってきました。(直近のことなので写真多め)

ちなみにペトコ・パークは、日本が優勝したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の第一回大会の準決勝、決勝が行われた球場ですね。

基礎データ

日時:2020/01/11(土)
種類:ボールパークツアー
席種:-
チケット購入方法:当日にチケット窓口で購入
チケット購入金額:22$

ボールパークツアーに行くまで

前日にticketmasterのモバイルアプリで調べると、10時半、12時半、15時の3回のボールパーク・ツアーが開催されていることが分かりました。(土日はもう少し回数が多いようです)ticketmasterでチケットを買おうとしたのですが、20分前までにチケットをどこかのビルにピックアップしに行かないといけない(なんのためにモバイルで買わせるのよw)のと、飛行機が遅れるリスクがあるので、サンディエゴに着いてから、間に合う回に行くことにしました。

当日

10時過ぎにホテルにチェックインするも、10時半には間に合いそうもないので、12時半のツアーに行くことに。

ガスランプクウォーターというダウンタウンの中でも歴史保存地区の一角のホテルに泊まっていたので、そこから歩いてペトコ・パークに向かいます。僕が歩いていった道のせいなのかもしれませんが、こんな街中に本当に球場があるのかという感じです。20分ほど歩くと、街に溶け込むようにペトコ・パークがあります。

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時間少し過ぎてしまいましたが、チケット購入し無事にボールパークツアーの開始です。「I ENJOYED A petco park TOUR」というシールをシャツに貼って、約80分のツアーに出発です。ちなみにカップル1組、男2+女1のグループ、4人家族に僕という組み合わせです。

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アジア人が珍しいのか、案内してくれる女性に「どこから来たの?」と聞かれました。「日本からだよ」と伝えると、「ボールパークツアーに来た日本人ははじめてよ」と言ってましたが、本当ですかね(笑)

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まず歴史を説明してくれます。
Wikiにも書いてありますが、元々はアメフトのチームと共有してたんですね(レイダースとアスレチックスと同じ→これは別の回で書きます)。市民にアンケート(と言ってましたが住民投票ですかね)を取ったところ、6割近くが賛成したとのことで、専用球場を建てることになったそうです。球場があるエリアは、今でこそダウンタウンだけど、昔は倉庫エリア、工業エリアだったようで、市が再開発したかったという思惑もあったそうです。

ルーフエリア&最上階

まずはチケットを購入した建物の屋上のルーフエリアへ。そもそもこの建物、"Western Metal Supply Company Building"という会社のビルで、元々の球場予定地に建っていたものを球場の一部に組み込んだそうです。「古いビルだけど耐震はしっかりしてるのよ」と言ってましたが、アメリカでも地震が多い西海岸ならではのアピールですかね。このエリアはチケットを持っていれば誰でも来ることが出来るエリアだそうで、同じようなテラスが他にも何箇所かあるとのことです。観客は席に座りっぱなしで試合を観ることはあまりなく、席やテラスを移動しながら試合を楽しむそうです。

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ルーフテラスのメインはレストランです。倉庫街をイメージ、リノベーションしたものだそうです。ここもチケットを持っていれば誰でも入れますが、この外側の席はまた別のチケットがいるようでした。謎の若者集団が飯食べてましたが、試合がない日も稼働している証拠ですね。

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MLBはホームゲームが81試合だそうですが、それ以外にはライブ、ゴルフトーナメント(この下の写真の芝の跡がそうみたい)、モンスタージャム(巨大トラックのレース)辺りを開催するそうです。ただ天然芝なので、芝の育成時期を考えて1-2月辺りでの開催が多いそうです。(正確なイベント数を聞きましたが、ツアー担当者はそこまでは分からず)

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バックスクリーンの裏には、芝生のエリアがあります。どんな感じに試合が見れるのか分かりませんが、ここは席が無いのでチケットの値段は安いそうですが、小さい子供と来る観客の利用が多いとのことでした。

ラウンジ(パーティースイート)

2Fと3Fはラウンジ(パーティースイートという名前らしい)です。12-13人が入れるサイズの部屋がミニマムとのことですが、複数の部屋をぶち抜きで使うことも出来るそうです。(下の写真はぶち抜いてあるパターン)

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酒も飲み物も込みで、対戦相手により50-100ドルがチケットの平均価格とのことで、他チームの価格と比較してもとても安いとのことです。オーナーがファンの満足度を考えた時に、もっとスタジアムに来て欲しいから、安くしているとのこと。

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こだわりだなぁと思ったのが、このパーティースイートの席、各シートが少し斜めになっており、ちゃんとホームベース側を向いているんですよね。あとは昔はパーティースイートがあるレフト側にスコアボードがあったのですが、ここから見えないので、ライト側に移設したそうです。

周回コンコース

次の場所を見るためにコンコースを移動します。マツダズームズームスタジアムや新国立競技場のように、周回コンコースになっています。

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コンコースには飲食のお店がたくさん並んでいます。サンディエゴはクラフトビールが有名なので、当然クラフトビールも売っています。

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ダウンタウンから車で30分くらい行くと、メキシコのティファナなので、当然タコスもあります。このルチャ・リブレのマスクの感じが良いですね。

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途中にはいくつかのスポンサーシップラウンジがあります。(中には入れませんでした)

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LEXUS HOME PLATE CLUB

ここも中には入れませんでしたが、最も豪華なのが、LEXUS HOME PLATE CLUBだそうです。

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このラウンジは、30,000ドル(2020/01/13のレートで約330万円)で全試合観戦(しかも席はバックネット裏の席)、飲食込みだそうで、上に出てきたパーティースイートと同様、他チームでの販売価格と比べるとかなり安いそうです。ラウンジの中には、3箇所のレストラン、ワインセラー(置けるのか?)などがあり、また試合開始2時間前からの入場出来るそうです。

今回はシーズンオフだったので、試合観戦は出来なかったけど、次にサンディエゴ乗り換えの便に乗ることになったら、パーティースイートで観戦してみたいですね。

ファンショップ

ファンショップでは、様々なグッズを販売していますが、個人的に気になったものを2つ。まずはキャップです。1990年代からNew EraがMLBのオフィシャルキャップサプライヤーで、全球団のキャップを提供しています。パドレスでは、過去のキャップも遡って全部の時代のものを販売しているんですね。他のチームもそうなのかな?以前のサプライヤーとの調整はどうしているのかな?球団側にライツがあるのか気になるところでした。

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パドレスのレジェンドと言えば、トニー・グウィンです。昔ファミコンでファミスタをやった事がある人なら知っているはず。彼のユニフォームは今でも販売していました。やっぱりレジェンドは尊敬されるんですね。

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ファンショップの中にあるSONYがスポンサーしているEntertainment Suite。ソニーのキレイなTV画面で観れるということでしょうか?一応外にも席があるようでしたが・・・

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ついでの話

スタジアムツアーなので、ロッカールームにも入れてくれます。なぜかホームチームは入れてくれず、アウェイ側だけでしたが・・・サッカースタジアムのロッカールームと比べると、こんなソファーセットもあるし広いなぁと思いましたが、パドレス側のロッカールームは更に倍くらいの広さがあるとのことでした。

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そしてこのロッカールームに置いてあった機材、チャンレンジシステム用の機材だそうです。"HAWKEYE"のロゴが見えますねー。ここで判断してベンチとコミュニケーションを取るとのことでした。

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勝手評価

ホスピタリティエリアの質:★★★(値段が安い)
食事の質:-
飲み物の質:-


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