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「朝来市生野町」×「コスプレ」で「稼げる観光地」にできるか考えてみた Vol.1

兵庫県朝来市生野町は生野銀山で有名ですが、この地域をコスプレイヤーのロケ地にして、「稼げる観光地」にできるか考えてみました。

と言うのも、都市部のコスプレイベントだと交流の場として利用できても、そのキャラクターにあった場所での撮影が難しい。よりリアリティを求めるコスプレイヤーにとっては、歯がゆい気持ちがあるのではないでしょうか。

その点、朝来市生野町ならコスプレのロケ地としてはコンパクトに魅力的な場所が豊富です。

例えば、
アニメやゲームに出てくるダンジョン風景として、「生野銀山」
ファンタジックなキャラクターなら、「近代建造物や銀山湖」
日本文化をモチーフとするキャラクターなら、「日本家屋、神社仏閣、自然風景」など。

このように、コスプレイヤーにとって魅力的な場所がたくさん集まっているのは相当な強みがあります。さらに、神子畑選鉱場跡や神河町長谷地区も追加することもできます。

目指してほしいこと

稼ぐ観光にしていくには、「1000人が1000円使うような観光」から「100人が数万円使うような観光」に変えていくことこそが大切です。

そのためにも、コンテンツとして際立たせ、しっかりとしたマーケティングを行うこと。

具体的には、「衣装」、「メイク」、「カメラ」に人材投資をして、この3分野で単価の高いサービスを提供するのはどうでしょうか。

この「衣装」、「メイク」、「カメラ」は、タレントさんの写真集撮影時の話からヒントを得ました。同じことがコスプレの撮影にも応用できると考えたからです。

最終的に、『コスプレイヤーの可能性を広げる地域』として、ブランド化を目指します。

よくあるイベントとして実施しないこと

近年、コスプレイベントが盛んにおこなわれていますが、交通のアクセスがよい地域以外では、思うようにコスプレイヤーが集まっていないと感じます。

なぜならコスプレのメインの愛好家は、大都市圏在住の20代の女性と言われているので、交通の利便性を考えるとイベントだとなかなか参加することができないからです。

そこで、宿泊前提のツーリズムとして、いつでも撮影に来てもらえるようにしたほうがいいと考えます。さいわいにも近年、「SUGOMoRIリゾート生野高原」「IKUNO STAY」など周辺の宿泊施設もオープンしています。


この2施設ならメインターゲットである都市部在住の20代女性にとっても魅力的な宿泊施設だと思います。

また、交通アクセスもJR生野駅に特急「はまかぜ」が停車するのもメリットです。

まとめ

朝来市生野町は、コスプレのロケ地としてコンパクトで魅力的な場所がたくさんあり、本当にもったいない気がします。

『コスプレイヤーの可能性を広げる地域』にすることで、これまでのようにイベントに頼ることなく稼げる観光地になるかと思いますので、提案してみました。

次回は、もう少し具体的なサービスについて掘り下げていきます。

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