【DTU DAY1】デザイン思考と体験価値
テーマとケース
【テーマ】イノベーションを起こすデザイン思考
【ケース】アップルにおけるデザイン思考とイノベーション
1年次の時から、最後に受講しようと思っていたのがこのデザイン思考と体験価値というクラス。
『ケアをデザインする』
こういうマガジンを書き始めるくらいなので、デザイナ思考を身に付けたく早く学びたいと思っていた。
クラスの学び
まずは紙とペンを使った簡単なワークから始まり、デザインとはなにか?という定義を確認した。デザインの定義は知っていたが、さらに理解が深まった。
デザイン思考でググるとこういうフレームワークが出てくる。
1.Empathies(共感)
2.Define(定義する)
3.Ideate(観念化する)
4.Prototype(試作する)
5.Test(評価する)
デザイン思考のフレームワークはいくつかあるらしいが、クラスではこれをもう少し掘り下げて学んだ。
今回のクラスで自分なりに学んだこと
・考えているだけでは進まない。まずは形にしてみること
・これでイケる!と思っても、実際に使ってみると思いもよらない使い方をされたり、盲点だった部分が見えてくる
・なので、修正することを前提に少ないコストで小さく試作品・試作サービスを作ること
・最初にできるものはガラクタ、という前提でどんどん壊して作り直し、この過程を何度も繰り返すこと
・製品やサービスに磨きをかける過程で、何度も「なぜこれをやっているのか?」を確認すること。でないと手段の目的化になったりミッションとずれたものを作ってしまう可能性がある
また、デザイン思考に必要なのは現実をありのままに見る素直さや、失敗を恐れずに仮説形成・試作する行動力、小さいコストで作り出す器用さ、サンクコストに引っ張られない潔さなども必要だな~と思った。
自分(自社)への落とし込み
デザイン思考のフレームワークは、本業の仕事でも研究プロジェクトでも使えると思った。が、デザイン思考とは“使う”ものではなく、“なる”もの、だと講師も言っていた。
研究プロジェクトでは具体的なプロダクトを作るので、デザイン思考を当てはめやすいが、これは社内の制度や仕組みを作る時にも必要なプロセスだと思った。
いま自社での最大のイシューは財務計画と人事の仕組みだ。観察→問題定義→アイデアを出す→小さく試作してやってみる→評価して修正する、というこのプロセスを意識してやっていこう。
介護サービスの会社を経営しながら、経営学を学ぶため大学院に通っています。起業前の13年間は特養で働いていました。介護現場と経営と経営学、時々雑感を書いています。記事は無料ですがサポートは大歓迎です(^^)/