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五輪視聴タイパ重視(6/23)

(要約)
パリ五輪開催が1ヶ月後と迫ってきた。メディア環境の変化や有料化に伴い、スポーツ観戦はハイライトのみ視聴するタイパスタイルへ移りつつある。2021年東京五輪中継視聴者は30億5,000万人、リオ大会比5%減、ロンドン大会15%減。一方、急増したのがハイライトのみ切り取った動画視聴回数。東京大会からそれぞれ280億回、116億回、19億回と急増している。大会側は不穏な兆候で、放送権料が収入の60%を占めており、1984年のロサンゼルス大会から10倍に増えている。NHKは近年、ゴルフツアーやテニスツアーの中継から撤退。テレビでのスポーツ観戦習慣は2006年時、20〜70代全てで90%を占めていたが、今や20代が61%、30代が70%と減少。中学生の運動部加入率は男が64%、女が49%と15年比それぞれ10%前後の減少状態である。

(考察)
私も基本的にタイパ視聴している。理由は、1人暮らしでスマホ操作時間が多くTVを見る機会が減った=余暇時間の選択肢が増えた事。ハイライト動画が溢れるほど掲載される為、見逃す事に対する危機感が落ちた事。野球やサッカーは1視聴3時間を要し、その時間が勿体無いと思うようになった事=自己研鑽の時間に充てたいと思う事。などが挙げられる。特に選択肢の拡大はどの世代にも言える事だと思う。ただ、スポーツから得られる影響は計り知れない為、タイパ視聴で部分的に視聴。特に海外で活躍している日本人選手に憧れを持つ。中学生の部活加入率の低下は選択肢の拡大と温暖化が原因として挙げられる。人口減×加入率低下は、未来の日本スポーツ産業の危機であるともいえるだろう。大谷翔平や今永昇太のようなアスリートが未来に現れるようスポーツの魅力を若い世代に継承する事が必要だ。

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