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転職活動において『石の上にも3年』は本当なのか?

『石の上にも三年』
(「石の上にじっと3年も座っていれば、石も暖まる」ということから)どんなに辛くても辛抱していれば、やがて、何らかの変化があって、好転の芽が出てくると言うこと。
※ウィクショナリーより

本記事では、法人営業時に採用担当者から聞いた話や自身の転職体験、エージェントからの話などを統合した個人的な感想を書いていきたいと思います。

実体験や直接採用担当者から聞いた話になりますので、割とリアルに近いと思います。ただ、データなどはない主観的な話になるので、それでも良いという方は最後までお読みいただけると喜びます。

(スキを押していただけますとモチベーションにつながりますのでぜひお願いします、、)


■はじめに

今の会社が嫌で転職を考えている第二新卒の皆さん、こんにちは。社会人3年目で転職をしたりょうと申します。この度は本記事まで辿り着いていただきありがとうございます。少しでも皆様のお役に立てるように記事を書きましたので、ぜひ最後まで読んで見てください。

■簡単なプロフィール

現在、社会人3年目の26歳(有休消化中)です。文系学部でぬくぬく大学生活を送りたいがために1年浪人し、地方国公立大学の経営学部に入学。その後、新卒で地方の求人広告会社に入社。1年間法人営業を行ったのちに、商品企画に異動し求人サービスの企画開発を担当。給与の上がり幅の少なさと業務内容にフラストレーションが溜まりまくり3年目に転職。未経験からコンサルティング業界への転職を成功させました。

まだまだ、自分語りしたいですが、誰も興味ないと思うので自己紹介はこれくらいにして早速本題に移りたいと思います。

■半分本当で半分嘘

早速ですが、転職において『石の上にも三年』は僕的には半分本当で半分嘘だと思っています。以下、

  • 自身の実体験と後輩の話

  • 営業時に直接聞いた採用担当者からの話

  • エージェントの話

の3つの観点から話を進めたいと思います。

・自身の実体験と後輩の話

僕自身、社会人3年目のいわゆる第二新卒枠(ポテンシャル採用)で転職をしています。正確には社会人3年目の11月から転職活動を開始したので、2年と7ヶ月の社会人経験です。改めて字に起こすと短いですね、、、(Z世代なのがバレてしまいます)
ただ、転職活動を通して年数が理由で落とされたことはないと感じています。書類選考も思っているより通過でき、面接でも中身を見ていただき公正に評価していただいたと思っています。世間一般に言われている3年間に達してはいませんが、マイナス要素になることはありませんでした。

一方で、1年目の後輩(社会人経験約半年)の転職活動を見ているとなかなかに苦戦していそうです。そもそも書類が通らない、面接を受けても1次で落ちてしまうと残念な報告を受けています。面接に関してはその時のパフォーマンスの影響が大きいのでなんとも言えませんが、書類選考に関してはなんらかの影響がありそうです。

・営業時に直接聞いた採用担当者からの話

「最低でも1年は勤めていて欲しい」という声が明確に多かったです。中には「とは言っても3年は、、」と言っている採用担当者もいましたが、数としてはあまり多くなく、1年勤めてそれでも違うと思ったら、またチャレンジすれば良いと言う声が多かったです。

ここはその会社の方針や採用担当者の考えにも左右される部分かと思いますが、少なくとも社会人経験1年未満の人は採用するにあたってリスクがあるのではないかとやや敬遠される傾向にありそうです。

・エージェントの話

僕の担当エージェントによると「りょうさんの転職タイミングはベストだった」とのことでした。(ポジショントーク?とも思いましたが)
試しに去年もっと早く転職しとけばよかったです〜みたいな話をしたところ、「社会人2年目では経験としてやや少なくマイナスに働く場面もある。3年目はベスト」のような話をされました。

以上をまとめると以下のような仮説が出てきます。

  1. 社会人1年目での転職は流石に早いので、転職活動においてマイナスに働く可能性がある

  2. 社会人2年目以降であれば、一定以上勤務したと見なされ大きなマイナスにはならない

  3. 第二新卒枠であれば3年目の転職が一番強い

1、3は当たり前かもしれませんが、2についてはちょっと意外でした。つまり、3年はいらないけど、最低1年は勤めておいた方が転職活動においては良いよと言うことです。

『石の上にも3年』ではなく『石の上にも1年』が正しいのかもしれません。
とはいえ、3年に近づけば近づくほど不利に働く可能性は低くなるので『石の上にも3年』も一理ありそうです。

以上のことから個人的には転職活動において『石の上にも3年』は半分本当半分嘘だと思っています。

■まとめ

転職が当たり前になった今の時代でも、流石に1年未満の転職は時期尚早と言えそうです。心身に異常をきたすレベルでなければ、最低でも1年は勤めておいた方が転職時の選択肢が増えると思いますので、1年目の皆さん気合いで耐えてください。2年目以降の皆さんは『石の上にも3年』とかいう言葉に惑わされず、今の職場が違うと思ったらぜひ転職を検討してみてください。

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