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毒親と絶縁。その方法とは?~常におびえている人の闘いかた~

毒親に無関心で生きれる人はいません。なぜなら毒親が子どもの心に形成する心理は「誰よりも価値がないあなた」だからです。毒親に育てられた人は大切な人とのコミュニケーションがきわめて困難になります。そんな毒親と≪どうすれば絶縁できるのか?≫カウンセラー本橋良太が書かせていただきました。


  • なぜ毒親と絶縁しなければならないのか?

毒親と離れなければならない理由はとてもシンプルです。

不幸になるからです。

毒親と日常のなかで会ったり話したりする時間が長ければ長いほど、現在の不幸と将来の不幸は必ず強くなっていきます。
(この結果はカウンセラーとして保証いたします)

人間の幸福はほぼ人間関係できまるのです。

あなたがもし本気で幸福になりたいと願い、日常のなかで血がにじむような努力とがまんをしつづけても、

不幸な人間と縁をつなげていれば100%、その努力もがまんもむくわれません。必ず不幸になっていきます。

しかし逆に、あなたが本気で幸福になりたいと願い、真剣に生きながらも幸福な人と縁をつなげていけば必ず幸福になっていきます。

毒親は自分の努力で幸福になることを完全にあきらめた人です。

幸福をあきらめた人が他人にすることはなにか?

死ぬまで幸福の搾取です。

毒親は他人の幸福の搾取しかできないから問題なのです。

毒親が必ず破壊する二つの愛とは?

毒親がそばにいると必ず不可能になることは、
大きくわけて二つあります。

この二つは人間の幸福にとって不可欠なものになります。

1 自分を愛して大好きになり理想をどんどん現実化すること。
2 大切な人とキズナをつくること。
(家庭・夫婦・親子・友人・仕事仲間など)

なぜこの二つが毒親との縁で不可能になるのでしょうか?

それは毒親はあなたの大切な時間・体力・精神力・運気・場合によりお金(エネルギー)をうばっていく性質をもっているからです。

大切なことは毒親の≪存在じたい≫がエネルギーを搾取することです。

自分の人生を幸福にするためには、自分を愛して大好きになり行動の責任をとり、理想の現実化のために努力をつみかさねる必要があります。
(自愛の大切さ)

そして自分自身を愛するだけではなく、大切な人との愛しいキズナも人生に必要です。
(他者愛の大切さ)

この自愛と他者愛を育むことで人は幸福になれるのですが、この二つの愛を育てるには必ず時間・体力・精神力・運気・お金が必要になります。

人はこれからのエネルギーを投資して、たった一度の人生で真剣に自分を愛したり理想を現実化したり大切な人を愛したり家庭を調和させたり、そしてわが子を愛して「私らしい」幸福をつくっていくのです。

この大切なエネルギーをうばわれたら人はなにもできなくなります。

ただ毒親は子どもが死ぬまで搾取しようとします。
もし本当に自分の子どもが死んだら次のエモノを探すだけです。

毒親が自身の毒親性に気づき真剣になおしていかなければ、そばにいる人は自愛と他者愛が人生から消滅します。

では、どうすれば誰でも毒親と絶縁をできるのか?

step1 アダルトチルドレンの克服をうながす。

毒親との絶縁にとって不可欠なことはヒトコトでいえば、

精神的に大人になることです。

通常、毒親に育てられた人は徹底的な劣等感(お前には価値がないなど)をうえつけられ自己不信感と自己無価値観の両方をもってしまいます。

その結果、自分とのコミュニケーションが欠乏し自愛もなくなり、自己不在という最悪な精神をわずらってしまうのです。

自己不在になった人は他者と良いコミュニケーションができません。

他者とのかかわりのなかで人は精神的に強くなり大人になっていくのですが、毒親に育てられた人の多くはアダルトチルドレンになり体だけが大人な人になってしまうのです。

精神的な成熟がなければ人は幸福になることはできません。
自分でおこなったことにたいして最後まで責任がとれないからです。

たとえ無理矢理、毒親とはなれたとしても精神的が大人になっていなければ、つねに心に依存心があるため、前むきな生活をいとなんだり、仕事をつづけたり、社会とかかわるということが非常に困難になります。

毒親と会わないだけが本当の絶縁ではありません。

誰もいなくても人として大人になり自立し生活を成立させて、社会と前向きにかかわるなかで幸福を育てていく。それが本当の意味での毒親との絶縁になるのです。

step2 毒親は徹底的に相手にしないだけ。

毒親は相手にしないこと。それにつきます。

世の中には決して相手にはしてはいけない人がいるのです。

たとえば暴力団のかた。

一般人は相手にしませんよね。されたくもない。
かのうなかぎり離れることで危険をかいひします。

それと同じです。

毒親に正論も感情論もつうじません。愛のある話もムリです。

あなたの主張を尊重したり気持ちを真剣にきいてくれる相手であればそもそも毒親ではないのです。

毒親にたいして「マトモ」に対応するといたいめをみます。

あなたの話など聞きません。
せいぜい子どもがワーワーとさわいでいるくらいにしかおもいません。

毒親はあくまでも「あと、どれくらいこの相手から搾取できるのか?」という点しかもっていないサイコパスだからです。
(本人は自覚していません。この点が毒親の恐ろしい部分でもあります)

しかし子どもが突然、あわなくなったり離れるように感じたりすると毒親は暴走をはじめます。

今までコントロール(支配)できていた子どもが自由を求めて自立をうながそうとしたとき、エモノがいなくなってしまうので、なんとか成長をとめようとしたり新しい世界に飛びこもうとする子どもをあの手この手で邪魔をしてきます。

毒親にとってみれば搾取の対象が大人になってしまうことが一番の問題なため、どんなにきたない手をつかっても子どもの幸福を邪魔をします。

でも、やることは一つ。

毒親を徹底的に相手にしない。
毒親のすることに感応しない。

毒親と0.1秒でも会わない工夫をして努力をするのです。

ただ毒親も子どもというエモノを簡単にはあきらめません。

でも、あなたも自分の幸福を決してあきらめません。

それでも毒親はあなたの幸福と自立、そして大切な人とのあいだまで破壊して心理的に弱い立場を必死に不誠実につくろうとします。

それでも、あなたはあきらめません。

毒親や毒親とたいして人間のていどが変わらない人とは縁を切り、あなたを真剣に愛してくれる人と会う未来を信じて。

決してあきらめないのです。

徹底的にすべてをすてる覚悟で毒親を相手にしなければ、毒親と絶縁することはできます。

ようはあなたが自分の幸福をあきらめるのか?それともあきらめないのか?それだけです。

  • 世間は全員敵でかまわない。

毒親との絶縁でこまることは世間の評価です。

世間は親と縁を切る子どもにたいして寛容(かんよう)ではありません。

なので、自己肯定感が低い人は毒親にどう思われても平気でも、世間からの批評におびえてしまって絶縁にちゅうちょしてしまうのです。

ただこの一線に、

あなたが本当に幸福になるのか?
それとも不幸なままなのか?

それがかかっています。

当然なのですが毒親は世間をつかって子どもを自分から離れないようにもしてきます。

世間などすててください。

それしか人間の幸福の道は存在していないのです。

世間はあなたを愛せません。
世間はあなたの親子関係に興味はありません。
世間はあなたの本当の苦しみや悲しみを知ろうとする存在ではありません。

あなたという存在を深く知ろうともしないのに世の中の常識をタテにして、あなたの生き方を否定する人は、

あなたの敵です。味方ではありません。
毒親と同じく相手にしてはいけない存在なのです。

あなたがまず真剣に相手にしないといけない存在は、

必ずあなたです。

あなたは今、なにを感じていますか?
あなたは今、どんな気持ちで生きていますか?
あなたは今、どんなことがしたいですか?
あなたは今、どんなことをやめたいですか?
あなたは今、どんな人と会いたいですか?

あなたは今、どんな未来を希望していますか?

どんな素敵な人と出会い抱きしめたいですか?

世間にあなたの幸福の答えはありません。

必ずあなたのなかに幸福は存在しているのです。

私が毒親と絶縁したとき世間は親との絶縁を決して許しませんでした。

それでも私はあきらめませんでした。

毒親は私の一番大切な人にまで搾取をしてきたからです。

その重要な局面を知っていたにもかかわらず世間の人たちは無視しました。

だから私は闘いました。

私のことを深くしろうともしないで、常識でさばこうとする世間の人も敵と判断して闘いぬきました。

毒親との絶縁は甚大(じんだい)ではないエネルギーを消耗します。

それは当たりまえで自愛が欠乏している人間にとって、親との決別は支配者に独りで立ち向かう奴隷と同じ構図だからです。

毒親で苦しむ人。どうか自愛をもって闘ってください。

闘わないと人間は自由も幸福も手に入らないからです。

世間も相手にしない。それが毒親との絶縁では重要なのです。

最後までお読み頂き誠にありがとうございました。

カウンセラー本橋良太 2022年6月27日

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