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0→1の楽しさ、1→10の難しさ。目的が何かで全てが決まる。

from 近畿大学

「最初の設計で決まる」と口酸っぱく言われてきましたが、本当にそうだと
最近実感します。特にロマンある0→1は最初で決まる。メンツで決まる。「誰」の「何」を解決しているのか?の設計が原点であり礎だと思います。

企画なんかを何個かやっているとキラキラして楽しそうと思うかもしれませんが、それはあくまで一部です。現実問題として、とても悩みますし、走り出したからこそ見えてくる壁も沢山あります。

今日はそんなリアルを書いていこうかなと思います。

人生食堂は運営の子の力もあり、無事7月7日に30名規模の食堂が完成しそうです。東北から来てくれる子もいれば、広島から来てくれる子もいる。ある意味では東京の観光コンテンツの一部になっているのかもしれません。

求められる喜びがとても大きい一方で、求められるものの延長線を作り続ける難しさもあります。遂に出てきた予算の壁。予算を優先するのか?世界観を優先するのかで悩みまくった今週。

結果として、僕は世界観を取りました。

目的に立ち返り、何のために人生食堂を始めたんだっけ?と振り返り、人生食堂を仕事にしていくライフスタイルもシミュレーションしましたが、情熱が湧きませんでした。

あくまで「月に1回しか開かない」というブランドにこだわります。飲食店を本格的にするのはリスクが大きく、それは自分の作りたいものではないのでやらないことにしました。むしろ人生食堂に行きたいから、自己成長するのフローが作れたら経営者交流会なんかよりも価値あるコンテンツだと思います。

人生食堂をプロジェクトにしても、最大売上は年間1000-2000万かな。人も雇えない。ここまで見えるだけの知識があって良かったと思うと同時に、人々の日常に生きがいを作り続けるために、人生食堂は経営します。PL表で見れば鼻で笑われる規模感かもしれませんが、無形資産がとんでもなくある場所だと思います。

SNSが存在しない世界。普段の「よく見られたい」と思ってしまう自分が、この時間だけありのままになれる場所。本音が話せる居場所であり、普段は会えない人たちと会い続けられる場所。

段々と¥3,000以上の価値になってきたのではないかと思います。

若い人たちが集まったから就活の人材紹介事業!なんてのは一ミリも考えていません。就職という選択肢が良いと心の底からは思えないので。あくまでこだわる部分は「目の前の相手にとっての非日常を作れているのかどうか」であり「待ち遠しいという感情を作れているのかどうか」です。

価値観に頑固なのでつくづく「金稼ぎが下手」だと思っています。だけどもあくまで顧客にとってどうなのか?を考えた上での選択でした。就職する道を作るよりも面白い道を作れる自信があるかどうか?

答えは「YES」です。
自信は死ぬほどあります。
今周りにいてくれる仲間が最高に面白い。
ファンがつくほど。それが何よりの強みです。

ぶっちゃけ就職という道は誰だって選べると思っています。僕がやらなくていいと思っています。学生時代、起業したら上手くいくだろうな~と思っていた人もこぞって就職を選びました。逆に救いようないな、、、と思った子でも就職できてました。今は売り手市場だから就職できない方が、不思議な市場構造です。

就活の人材紹介は儲かる。
しかも確実な自己分析の手伝いもできるし、人生食堂をきっかけに自己分析サポートをやってる子とも繋がれたから、あとは企業との繋がりを作り、信用性のある人材のリクルート+泥臭く営業してを繰り返しながらPDCAを回せばいけそうな未来も見えるが、やりたくない。

人生に生きがいを届ける。

この理念からはブレません。

人生食堂の1→10
それが予約の取れない食堂にすることです。

そのブランドに価値がある。
行きたくても行けない。次キャンセルしたら半年待ちになってしまう。来たら確実に人生が前向きに進む。そんな場所にしていきます。

だから徐々に空気感も変わってくるでしょうし、招待状なんかも作ってみても面白そう。あとはファイナンス。ここと睨めっこするのが僕の仕事です。もっと予算を取るためには?を思考すること。

より良い未来を描くこと。
書きながら思考をシンプルにしていきましたが、結局僕がやることが明確になった気がします。目の前の相手の未来を明るくするためには、待ち遠しいと思う未来を作るのが仕事みたいです。

人生食堂に立ちはだかる壁にもうちょっと足掻いてみようと思います。

今日はそんな感じでここまで!
日々出会う人の人生を背負っているというマインドがここ最近で醸成されてきたので、あとは毎日自分自身に負けないようにするだけ。

以上!


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