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プロディガル・サン

君は見たか…と問いかけたくなるようなドラマだった。

《あらすじ》サイコパスでシリアルキラーな父親を持つマルコム。マルコムが子供の頃に父親は23人殺した罪で逮捕され、独房に入っている。妹のエインズリーには父親と過ごした記憶はほとんどない。マルコムはFBIでプロファイラーとして働いていたが、問題を起こして辞めさせられてしまう。そこを、父を逮捕し、NY市警で働くアローヨ警部に拾われ、市警でプロファイラーとして働くことになる。サイコパス絡みの事件が起きると、マルコムは「頼っちゃいけない」と思いつつも父親に会いに行き、アドバイスをもらってしまうが、そのアドバイスが犯人逮捕に繋がる。サイコパスのことはサイコパスが一番よく分かってんだね…。そんなある日、マルコムの幼い頃の記憶が呼び起こされ、徐々に父の秘密が露になり…

みたいな、とにかくおもしろい物語だった。

何がおもしろいってサイコパスを父親に持つ者同士、マルコムとエインズリー兄妹にはシンパシーを感じてしまうわけですよ。

そう、サイコパスが父親の子供の気持ちはサイコパスが父親の子供にしか分からない。

観ていて「うちの父親もこんな言い方するわ~…」とか

「うちの父親もよくこんな反応するわ~…」とか

とにかく共感してしまう。

マルコムの気苦労も分かる。

俺は父親とは違う!という葛藤。

すごくよく分かる。

3月にWOWOWでシーズン1が最終回を迎え、その結末に私は震えた。しびれた。感嘆のため息が止まらなかった。それは恐怖とも呼べるものかもしれない。

ネタバレになるのでここでは書かないが(と言っても検索すれば簡単に内容は分かってしまうと思うが)サイコパスに興味のあるかたは是非ご覧になっていただきたい。

シーズン2も制作されてるようなので、またWOWOWで続きを放送してくれるのを楽しみに待っている。

「プロディガルサン」で検索すると競走馬さんが出てきてしまうので間の「・」だいじ。

プロディガル・サン


ちなみに一番最近覚えた英会話はこのドラマ内で語られていたマルコムとエインズリー兄妹のこちらの会話。

エインズリー: 99% of people ain't serial killer, Malcom

マルコム: But we are  part of 1%!

おそらくこの先絶対に使う機会はないであろうこの英会話。

マルコムのセリフ、areとpartの間にaは入るか入らないか?書いてて悩みました。

分かる人いらっしゃったら教えてくださ~い。

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