株式会社 料理設計のこれまでとここから。
2021年3月末をもちまして、約6年、運営をしてきました越谷 VecchioConventinoは転貸借契約(又貸し)の締結に基づき、一旦弊社の手から離れます。
今後は本籍地も宮代町に移し、ラグリーリアとイルピノリーノの直営2店舗のみ、私がコントロールできる範囲まで縮小し、組織の基盤を改めて作り直すという作業をしていきます。
夫婦2人で起業し、最初の3年で3店舗、社員も一気に6人に増やすという無茶な拡大路線。
基盤の無い組織は意図も簡単に崩れ落ちます。
飲食業界に10年の経験も、経営者としては全くの素人。
そんなに甘くはありません。
これから経営者になる皆さんに一つだけ、アドバイスがあるとすれば 組織の中枢には『企業理念=何故企業したかの意味』が必要です。
今でこそ、『食で新しい世界(ビジネスモデル)を創りたい』と言語化できますが
起業当時の僕が言語化できたのは『ただ、自分がやってみたいから』
それだけ。
そんな経営者に誰も付いてきません。
具体的な話をすると、スタッフ採用の段階で『料理をしたい人』と『食で新しいビジネスモデルを創りたい人』で呼び掛けた場合、応募してくる人材、採用する人材が違ってきます。
企業理念の言語化 これが経営者として最初にすべき作業なのだと思います。
今後、株式会社 料理設計としては『食で新たなビジネスモデルを創る』ことを目的とした企業として再チャレンジをし続けます。
まずは
・イルピノリーノのDX化とSDGsをより明確にしたブランドの構築 横展開(単一ブランドの店舗展開)
・これまでの経験や知見を、他者様に還元していくプロデュース、コンサルティング、セミナー事業
・宮代町の食材をブランディングしていく、ラグリーリアのレストラン事業
これらを柱に、会社の基盤を固め、仲間を集め、株式会社料理設計らしい食の事業を展開して行きたいと思っております。
どうぞ、ヴェッキオコンヴェンティーノともとも引き続きのご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。
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