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勧学・司教有志の会 記者会見

2023年5月23日、京都東急ホテルにて「浄土真宗本願寺派 勧学・司教有志の会」による記者会見が行われました。

参加者は、深川宣暢勧学、森田眞円勧学、普賢保之勧学、宇野惠教勧学、能仁正顕司教、武田一真司教、井上見淳司教。司会進行に佐々木義英司教の計8名に、報道関係者は13名でした。


趣旨説明

はじめに、代表の深川宣暢勧学より、記者会見の趣旨説明が行われました。
「多くの僧侶や門信徒に混乱が生じていることを受けて、浄土真宗の教えと信仰の問題についてこのまま放置しておくことは出来ないという問題意識から、これまでに5回の声明を発表し、より広くに周知していただきたいという思いから会見を開いた」と述べられました。また、有志の会、勧学・司教についての説明がなされ、有志の会の目的は、「新しい領解文」の問題点をあきらかにし、浄土真宗の教えと信仰を守ること、それがひいてはご門主を守るということで発足に至ったとのことです。

次に宗法と宗規から、

・門主は、宗務機関の申達によって宗務を行う。
・宗務については、申達した宗務機関が責任を負う。

という項目をあげて、ご消息の発布についての責任は、申達をした総局が責任を負うことを述べられました。
※「申達」とは一般には「上申」の意味です。

続いて「新しい領解文」の問題点について、資料を基に要点が確認されました。

  1. 現代版領解文制定方法検討委員会の答申の主旨を全く無視し、内容や表現について充分に検討されることもないままにご門主のご消息として発布されたこと

  2. 【私の煩悩と仏のさとりは 本来一つゆえ 「そのまま救う」が 弥陀のよび声】という表現が、大きな誤解と混乱を招くことになること。

  3. 充分な検討がなされないまま従来の領解文の師徳の段落が挿入されているため文章の構成が不明瞭になり、ご門主が親鸞聖人とみずからを同一視されているように読めてしまう表現になっていること。

  4. 煩悩具足の凡夫という現実を踏まえることなく、ただ「少しずつ 執われの心を 離れます」とだけ示されていること。またご門主のご著書との整合性もとれないこと。

加えて、会の主張を「多くの混乱を招いているこの度の「新しい領解文」を、総局の責任において早急に取り下げていただき、今後の領解文の方針については丁寧に再検討すべきであること」と述べられました。

さらに、森田眞円勧学より、声明文発表から記者会見にいたるまでの経緯が補足説明されました。


質疑応答

続いて、質疑応答の時間が持たれました。

質問1 勧学によって見解は異なるのか

有志の会と勧学寮とあるが、勧学によって見解が異なるということでしょうか?(朝日新聞)

回答

深川宣暢勧学
まず「勧学寮」とは5人の勧学からなります。
この度の「新しい領解文」には経緯の問題があるのですが、それは、どのような形で勧学寮の了解を得たのか、ということに非常に不可解な点があるということです。
「勧学寮」は合議制であり、安心に関しては全員一致でなければなりません。ご門主の諮問に対して答申をするのですが、(「新しい領解文」に関して)果たして全員一致で答申がなされたのか疑問であると言わざるを得ない。答申に関する議事録も開示されておらず、具体的な内容ははっきりしていません。また、勧学寮員のなかに「賛成した覚えはない」という方もおられることを把握しています。
また、御l消息発布は勧学寮員の同意が必要なのですが、「必ず解説文を附して発布する」とした上で同意をしている点も重要です。それにもかかわらず、結局御消息発布時に解説文は附されず、後から解説文が出てまいりました。その後から出された解説文も内容が苦慮されたように見受けられます。
さらに、「勧学寮」の前寮頭は辞任されたのですが、報道では「解説文を書くのに疲れてしまった」とされています。それについても、「新しい領解文」が出されたことの責任をとってのことだと推察されます。
そこで確認しておきたいのは、宗務機関は互いの他の宗務機関に不当に干渉してはならないとされているにも関わらず、どうやら総局から勧学寮に不当に干渉があったと考えられるということです。
ともかくも、「勧学寮」と当会「勧学・司教有志の会」は「新しい領解文」の内容について【おかしいと感じている】という点ついては一致していると考えております。

武田一真司教
「新しい領解文」の「煩悩とさとりが本来一つ」という箇所についてです。この思想を凡夫の立場で安易に用いることの危険性は、浄土真宗に限らず仏教の歴史を通して指摘し続けられてきたことです。当時の「勧学寮」寮頭である徳永一道和上は、この思想に関して厳格な見解をもっておられたことが論文からも窺い知れます。誰よりも「煩悩とさとりが本来一つ」という表現を用いることの危険性を周知しておられた方です。
「新しい領解文」に関して「勧学寮」に諮問がなされ答申まで2日間しか猶予がない中で、「勧学寮」の中では当然ながら異論が百出したようです。そんな中で急転直下答申が出されたのは、どういった状況だったのか。それを明らかにするためには、議事録の開示が必須と考えています。


質問2 自浄作用はなかったのか

「新しい領解文」には発布に至るまでの手続きに問題があり教義的にも問題がある中で、それら問題点を世間に訴えようといまの記者会見が開催されています。宗派内の組織として「待った」をかける機関・道筋はなかったのか、また改善をしていいくためにはどういったルートがあるのでしょうか。(京都新聞)

回答

深川宣暢勧学
まず、当会は勧学・司教という学階(学位のようなもの)を持つ有志の集まりであって、組織ではありません。勧学寮には同じように勧学が所属しており個人的な繋がりは当然あるのですが、勧学寮に当会が新しい領解文の改善を要請するといったようなルートは、ありません。したがって、SNSを通してや今回の記者会見のような形で世間に訴えかける手段を取るに至ったわけです。
そういった動きに対して、「一部のものが騒いでいるだけだ」というような見解を総局は示しているわけですが、「新しい領解文」は少しでも浄土真宗のみ教えを学んだものなら問題点が分かるようなものです。また、「領解文を考える会」のクラウドファンディングの目標達成の速度などを見ても、「新しい領解文」の問題点への関心が高いことが分かります。この「新しい領解文」の問題が、全国的であり信仰の問題であることを伝えていきたいと思っています。

井上見淳司教
勧学寮に当会から意見を伝えるルートを模索しましたが、危惧を伝えた時点で遅い状況でした。また、当時の徳永寮頭の辞意届が受理されず勧学寮自体が機能不全に陥っていた状態でもありました。その間にも、「新しい領解文」の周知が宗派内で進められている中で、私たちは勧学・司教有志の会を結成し意見を表明する場を作ってまいりました。
また、勧学寮の答申に関する議事録に関しまして、宗会で開示が求められましたが開示がなされなかった経緯がありました。当会としましては、議事録の内容を明らかにすべきであると考え、開示されることを強く願っています。


質問3 門信徒にはどのような混乱が

「新しい領解文」が1月に発布されました。それ以後、門信徒の方々や初めて浄土真宗の教えに触れる方々にとって、「新しい領解文」がどのような混乱を招いていると具体的に考えていますか。(共同通信)

回答

深川宣暢勧学
全門信徒のご意見を伺ったわけではありませんが、僧侶を通して門信徒の皆さまの声が聞こえてまいります。
僧侶からは「新しい領解文は問題があり、唱和できないし門信徒の皆さまに唱和を勧めることもできなくて困る」という声、門信徒の方がたからは「今までの領解文は唱和してはいけないのか」「突然の変更に戸惑う」「内容に違和感をおぼえる」という声が聞こえてまいります。
具体的には、煩悩を抱えて生きている私たち「だから」如来さまが私たちのところに救いに出かけてきてくださっていると受け止めてきたのが、煩悩と仏のさとりがひとつなら救いも要らないのではないか、と混乱されている声が聞こえています。

森田眞円勧学
門信徒の方々から「違和感がある」という声を多く聞かせてもらいます。どこに違和感があるのかというと「煩悩と仏のさとりがひとつ」という点が挙げられますが、「それだと仏さまがはたらかれる必要性がないのではないか」という率直な声も聞かせていただき、本質的な問いだと思っています。


質問4 着地点と今後の動向について

石上総長率いる総局に対して「新しい領解文」の取り下げを要請してきたと思うのだが、石上総長が辞意を表明したいま、着地点はどこでそこに向けてこれからどのように進めていこうと考えていますか。(中外日報)

回答

深川宣暢勧学
総長がどなたになられ総局がどのような体制になろうとも、「新しい領解文」が掲げられる限り問題がある状態は続いてまいりますので、それに対して私たちは声を上げ続けてまいります。
「新しい領解文」が取り下げられることが、私たちの望むところです。また、本当の意味での「新しい領解文」が検討されること、私たちの信仰や教えの受け止めがちゃんと表現できるようなものが唱和できるようになることが、私たちの願いです。それを求めてまいりたいと思っています。

武田一真司教
宗法によって、ご門主は宗務機関の申達により宗務を行い、宗務については申達した宗務機関すなわち総局が責任を負うことが定められています。したがいまして、総長が変わっても総局に責任があることは免れません。
また、これから総局がどのような体制になろうとも、親鸞聖人のみ教えに背く文章がご門主の名の下に掲げ続けられていく限り、ご門主自身を傷つけ続けていくことになります。総局の体制が変わろうとも、誤っているものは誤っていると主張し続けていくのが私たちの姿勢です。


質問5 『浄土真宗のみ教え』に関して

2021年4月に『浄土真宗のみ教え』が出され唱和もされていました。今回発布された「新しい領解文」と内容もほぼほぼ一緒だと思うのですが、なぜこれまで同じような内容の『浄土真宗のみ教え』が問題にならなかったのでしょうか。経緯も含めて教えていただきたい。(毎日新聞)

回答

深川宣暢勧学
『浄土真宗のみ教え』に関しても、唱和しかねるという声が聞こえてくるなどたくさんの問題があったと認識しています。
『浄土真宗のみ教え』は「ご親教」でした。「ご親教」はご門主のご法話であり、総局が申達してご門主に出していただくという手続きだけで発布され、勧学寮のチェックは入らないものなのです。問題点は認識しておりましたが、勧学寮がタッチできない類のものなのです。

宇野惠教勧学
ご親教である『浄土真宗のみ教え』と違って、今回発布された「新しい領解文」は私たちの信仰を領解するものであり、質的に大きく異なることを補足いたします。

井上見淳司教
ご親教は勧学寮のチェックが入らないことも含め、ご消息とは文章自体の重みが異なります。今回のご消息は、発布された時点で「新しい領解文」という名が附された状態で出てきまして、従来のものを消し去り新しいもので上書きをしていくものであるという言説も聞こえており、大変心配しました。
ご親教である『浄土真宗のみ教え』に何も問題がなかったわけではなく、違和感を訴えておられた方もおられました。ただ、ご親教はご法話であり「このように教えを味わいました」ということなので、教えの受け止めという段階におさまっていました。一方で、今回の「新しい領解文」はご消息として、ご門主さまのお名前で歴史にしっかりと刻まれます。その点の問題が大きくあります。
また、2008年にご消息を「聖教として扱わない」と位置付けが変わったということがあります。それにも関わらず、「新しい領解文」の唱和が進められ御正忌報恩講の改悔批判において「新しい領解文」が用いられるようになれば、実質的に「聖教」になっていってしまう。それは由々しき問題であると認識しています。
加えて、『浄土真宗のみ教え』にも「新しい領解文」の文章にも、石上総長の著書に非常に酷似した文章が散見されます。当初から問題視はされていましたが、その文章が今回ご消息になったことに大きな危惧覚えたことを申し添えます。

武田一真司教
師匠から「お聖教というものは、人がいのちを預けていく言葉である」と教わりました。だからこそ親鸞聖人は、比喩ではなくて文字通り命をかけて教えの言葉を紡いでくださいましたし、今に至るまで800年それを先人方が伝えてくださいました。「領解文」という名称が使われた時点で、お聖教でないものが実質的にお聖教の機能を担っていくものになっていってしまいます。そうすると、その言葉に歴史を超えて人々が、門信徒の方々が、僧侶が、いのちを預けていくということになります。それは我々にとっては決して座視することはできないことです。


質問6 発布に至る手続きの問題点

「新しい領解文」が発布に至るまでの手続き上に、瑕疵(かし)があったかどうかが論点になっていると思います。有志の会の皆さまは、手続き上の瑕疵があったと認識しておられるのでしょうか。(読売新聞)

回答

深川宣暢勧学
手続き上に瑕疵があったと認識しています。当時の勧学寮員から「同意した覚えはない」という言葉ももらっています。


質問7 手続き上の問題で証拠はあるか

5人の勧学寮それぞれに話を聞かれたのでしょうか。また手続き上の瑕疵(かし)について、実はこういった証拠を握っているということがあれば教えていただきたいです。(文化時報)

回答

深川宣暢勧学
5人全てにお話を聞いてはおらず、現在の寮頭和上を中心に、数人に様々な経緯についてお聞きした、ということです。
答申を出すまでの検討期間が極端に短く、また総局からの不当な干渉があったなど、お聞きした限りのものを把握しておりますが、記者の皆さまに証拠として提示できるものがないのが心苦しいところではあります。
不当な干渉があった事実を充分に確認できる、と私たちは理解しています。


質問8 2021年の解説本について

2021年に『浄土真宗のみ教え』の解説本に深川和上が執筆しておられますが、そこに特に否定的な文言は見受けられないように思います。そこから現在のように、考えが深まったのは、ご親教とご消息という重みの違いからでしょうか。(仏教タイムス)

回答

深川宣暢勧学
否定的な文章は、ご門主のご親教に対するものとして書きにくいということがあげられます。しかし読んでくだされば、「こういった領解ではダメですよ」と、裏から表現した文章であることが、おわかりいただけると思います。


質問9 総局が要望に応じない場合は

今回の「新しい領解文」の取り下げに総局が応じない場合は、それに対してさらにどのような活動をするつもりなのか、お聞かせください。(NHK)

回答

深川宣暢勧学
ここにいるメンバーたちは、要請を受けて「新しい領解文」の何が問題なのかを話すようにと、あちこちで勉強会や研修会がなされております。
この領解文が掲げ続けられる限り問題が続きます。この領解文が掲げられることがなくなったら、少しは落ち着くのではないでしょうか。
また、この問題をきっかけに、正しい信仰とは何かということが問われると、それに応えていくことも私たちの仕事なのだと思っております。

井上見淳司教
これからの活動としましては、問題を知らしめていくことが挙げられます。
全国各地の僧侶や門信徒の皆さまが、一体何を求めておられるのか。それを教区におられる宗会議員の皆さんには、しっかりと背負っていただき、託す側の僧侶や門信徒の皆さまもしっかりと思いを託していただかないといけない。そういう意味で、この問題を知らしめていくことを続けていくことがこれからの活動といえます。

森田眞円勧学
私たちは、ご門主の名前で出されたこの文章に浄土真宗の教えに反するような表現が幾多も見られることについて、これはおかしいと申し上げています。
上意下達で何も言えないという形ではなくて、おかしいことはおかしいと言える。そういう教団こそが浄土真宗の教団・教えなのでした。
おかしいことは、おかしいと言い続けていこうと思います。


質問10 ご門主から何かお言葉は

ご門主からお言葉は、直接何かあったのでしょうか。そういう機会は今後はあるのでしょうか。(KBS京都)

回答

深川宣暢勧学
私共に対して、(ご門主からの直接のお言葉は)ございません。
今後はわかりませんけれども、私たちはご門主さまを問うわけではなくて、(「新しい領解文」を)発布せしめた側を問うているわけです。
私たちの意図に添うそうなお言葉を頂戴できれば、それは嬉しいですけれども、直接はございません。


質問11 総局から会への制裁はあるか

石上総長が勧学寮頭を通して「諌めよ」ということを伝えたという報道がありましたが、そのようなことがあったのでしょうか。また、みなさんに対して何かしらの動きがあったのでしょうか。(毎日新聞)

回答

深川宣暢勧学
石上総長から勧学寮頭に向かって、我々「勧学・司教有志の会」が色々言っているようなのでそれを治めなさいと言ったということがあったようです。
勧学寮頭は「わたくしにはそのような権限はございません。それは職務権限以外の話です。ですからそれはできません。」とお断りされたようです。
そのこと自体が「宗務機関は他の宗務機関に不当に干渉してはならない」という所に抵触すると思います。
我々から勧学寮にというルートがないのと同じく、勧学寮から我々に何らかの指導をするという権限もございません。勧学の中の5人が宗務機関として勧学寮を形成しておりますが、我々はその外の勧学や司教による有志のグループでございますから。


質問12 新しいものへの認識と状況継続の場合の動向、門主批判に関して

そもそも「新しい領解文」をつくることに関して、どのような認識をお持ちですか。
また、今後取り下げが行われず状況が変わらない場合、どうなさいますか。
加えて、ご門主に責任があるのではなく、発布させた方に責任があるというのはわかるのですが、一般的な目線から見ると「新しい領解文」はご門主さまの名前で出ているものなので、内容を問うことはご門主を批判していると捉えられても仕方がないように思いますがいかがでしょうか。(朝日新聞)

回答

深川宣暢勧学
従来の領解文が永遠不変なものであるとは考えておりません。正当な手続きを経て、ちゃんと口にかけやすく語呂が良くてリズムがとれて、皆さんが何も見なくても口に出されるようなものができるならば、中身をきちんと検討した上で新しいものができていってもおかしくないと思います。
また、法律的に何かするというのは原則的に私たちの仕事ではないと思っております。また他のところから動きもあるようです。我々は信仰の問題・教えの問題としていくことが、我々のスタンスでございます。
ご門主批判と捉えられかねないということについてです。声明文の最後にいつも書いておりますが、この「新しい領解文」がこのまま掲げ続けられることのほうがご門主を傷つけることになるのだという立場です。「新しい領解文」が手続きや中身に問題があることを、僧侶を通して周知していくことしかないと思っています。ご門徒の皆さまに対して、文章を一通り用意して発表しています。それを読んでいただいて考えていただくことで、私たちがご門主を批判しているのではないことをご理解いただけると考えています。


質問13 門主の唱和推奨に対しての認識と慶讃法要について

色々なところで、ご門主さまが「新しい領解文」の唱和を推奨しておられることについて、どのように認識しておられますか。
また、慶讃法要が本願寺派において、色々な意見が飛び交っていてそれどころではないような印象であったように思うのですが、それに対してどのような認識をお持ちですか。(京都新聞)

回答

深川宣暢勧学
ご門主さまが唱和の推進をされているということをどのように受け止めているかということですが、これはやはり総局の上申によって行われているものと考えます。ご門主さまご自身の意思でおっしゃっておられるのではなくて、原稿を書いたものの問題であろうと思っています。
慶讃法要が残念な印象であったということですが、それは我々も感じています。私もご門徒の皆さまと一緒に参拝しましたが、宗祖のご誕生をお祝いする意義や教行信証をお開きになった意味を、それぞれがそれぞれの立場で問うていたと思っています。


質問14 消息取り下げまで活動するのか

ご消息が取り下げられるまで活動を続けるのでしょうか。(中外日報)

回答

深川宣暢勧学
間違ったものが掲げられていることが問題であると思っておりますので、ご消息が取り下げられる、あるいはそれと同じ状況になるまで、我々は声を出していきたいと思っております。


代表挨拶

深川宣暢勧学
長時間にわたりありがとうございました。この問題は広く全国の門信徒方に渦巻いている問題だと言っていいと思っています。この記者会見において、皆さまにその問題を理解していただき、その問題を周知していただきましたら、私どもが願っていることが成就したということだと思っています。ご協力をお願いいたします。
本日はありがとうございました。




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