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理論の重要性を知る

こんばんは
久しぶりの投稿です。
最近は小説ばかりを読んでいたので、なかなかアウトプットする機会もなく投稿が滞ってしまっていました。
昨日顧客起点マーケティングという本を読んですごく大事なことに気付かされたのでnoteにまとめます。

私はマーケティング理論の本が少し苦手でした。
理由はどの本も書いてあることが酷似しているようにしか見えず、なかなか実践に落とし込めなかったからです。
そんな私がマーケティングに関する本を読もうと思ったのは、現在運営しているサービスの集客で苦しんでいるからです。
結局何から考えたらいいんだろう?何をしたらいいのだろう?と自分の頭が整理できなくなってしまいました。
そんな時に友人にオススメされた本がこの顧客起点マーケティングという本でした。

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この本を読んで私自身がどのような変化したのか、何を学んだのかを以下で綴ります。

この本を読んだきっかけと学び

この本を読む以前、私は運営しているサービス自体の便益性に目を向けず、サービスをどう広めるか・認知させるかばかりに囚われてしまっていました。
このサービスは誰のどんな悩みをどのように解決しているかをしっかりと言語化できておらず、こんな人いたらいいなという妄想上の人物に向けた施策ばかりを考えていました。
結果として施策を打って認知されても結果に結びつきませんでした。

しかし、この本を読んだことでどんなにユニークなPR活動でもサービスの独自性とユーザーにとっての便益がない限りロイヤル顧客は現れないとうことを知り、改めて現在利用してくれているユーザーと向き合い、ユーザーは誰でどんな課題を持っているかこのサービスでどのように解決していくのかを認識する必要があることに気づきました。

この考え方が本書で書いてある
プロダクトアイデア→コミュニケーションアイデアです。
この考え方を知れたのはかなり大きな学びでした。

理論が何故大切なのか

この本を読んで学んだことについては私自身もかなりありふれたことを書いていますが、理論を学ぶことの重要性を改めて気付かされました。

私が本書を読んでいる時、上記で書いてあることはなんかの本で見たはずなのに、初めて出会ったような学びでした。

ではそれは何故なのか?

私は普段のインプットをアウトプットをゴールに考えていなかったからだと思います。
これもまたありふれていますね(笑)
もう少し重ねると具体的なアウトプットのゴールを設定できていなかったからです。

例えばマーケティングを担当するからマーケティング学ぼうという漠然とした目的でインプットをしていましたが、目的が曖昧なため曖昧な学びしか得られませんでした。
当然マーケティングの本が全て同じように見えてしまいます。
完全に私の学び方が悪いです(笑)

しかし、自身の課題と目的を明確にして本では何を知りたいのかを具体的に決めてから読書をすることで、かなり有意義なインプットができました。
これからの読書の選定や速読にも効果的になりそうです。

インプットとアウトプットのバランスを図ることは難しく、理論ばかりが先行して頭でっかちになったり、無知のまま突っ走ってしまい原点回帰することもあり失敗ばかりです。

しかし、実践で躓いた時に立ち返る場所が理論であり、理論はごちゃごちゃになった思考を整理してくれます。
逆に理論がないと立ち返る場所がなく、自分が何処にいるのかわからなくなる気がします。

一見ありきたりのように見える理論や概論でも具体的な目的を持って学んだ時に衝撃的な学びになるということを身をもって学びました。
インプットとアウトプット、理論と実践これからも意識していきます。