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マナーのはなし

みなさまの憩いの場所はどこですか?

布団の中、

お昼ランチの後に寄る喫茶店、

疲れた体にマッサージ屋さん、

それぞれ、憩いの場所はありますが、

亮太は大衆居酒屋です。

仕事終わりの軽く一杯。

この、軽くが大事です。

ビール1杯とつまみ2品、1000円以内。
これがルールです。

意外と最寄りの駅には大衆居酒屋が多くて飽きなくて助かります。

本日も赤提灯に吸い寄せられて暖簾をくぐります。

ビール290円、マグロ唐揚げ290円、寒ブリ差し390円、
〆て970円。

最高です。

本当にありがとう。

やっててくれてありがとう。営業していてくれることに感謝。

狭いカウンターで身を寄せ合って飲むビールは格別です。

そんな憩いの空間に怒号が響ます。

「ふざけんな、あやまれ、きぶんわるい!」

テーブル席の酔っぱらったお客様が店員さんに文句を放っています。

「おまえの接客態度がきにくわねぇ。あやまれ」

暴言を吐かれている店員さんはアルバイト君でまだ若い。
下を向いてうつむいています。

そこに店長の50過ぎおじさんが間に入ります。

「なんですか。文句ならわたしに言って下さい」

かっこいい、

「へ!気分悪い、かえる、おかんじょう」

そういって店を出て行ってしまいました。
そのお会計金額560円。

金額の問題ではありませんが、560円でお酒飲ませてもらって、
アルバイト君に当たり散らすのはいかがなものかとおもいました。

その後は店内のお客様は気を使いあって注文をしたり、
店長さんと話したりします。

今の時代、アルバイト君も採用が大変です。
なかなか人でもいない中、働いてくれているのに、罵倒される。
560円のお客に。

悲しい光景でした。

どんなに大衆のお店でもマナーはあります。

大衆居酒屋で酔ったら店員に絡まない。

これは学校のテストにでてもいいと思います。












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