見出し画像

賞金の送り方についてのアンケート結果〈教養のエチュード賞〉

先日、教養のエチュード賞の賞金の送り方についてアンケートをしました。「noteのサポート機能」「銀行振込」「それ以外の方法」の三択。結果は……

「noteのサポート機能」に決定しました。

アンケートの結果通りに、noteのサポート機能から賞金を送りたいと思います。只今(10月8日)、みなさまからいただいたサポートにより賞金総額は76,000円です。結果に異論はありません。ただ、立ち止まって考えてみることって大事だと思います。ぼくの胸の内では「払い過ぎなんじゃないの?」と思っていました(サポートが往復になるわけですから単純計算すると手数料はおよそ二倍の額になる)。それもこれも、「賞金に加算する」という主催者のぼくが勝手に決めたルールなので誰も悪い人はいないのですが。

ちゃんとそれを説明してみなさんに聞いてみると「それでもいいじゃん」という声の方が多かった。noteがユーザーに愛されているプラットフォームであるということがよく伝わってきました。それだけではなく「振込先を連絡するのが面倒だ」など、他にもいろいろ理由はあると思います。いずれにせよ、票を入れる時に少しだけでも考える時間があったということは有意義だったように思います。

何より、14.1%の「それ以外の方法」に入れた人の意見が気になります。ある人は「嶋津さんからの手渡しで」という、手数料どうこう以上の難題を突きつけられました。笑い話ですが、でも、そういうことって大切だと思っています。ジョークのような一言、思いがけない一言を現実にしていく力に、人生のおもしろさってあるのではなかろうか、と。

だからぼくは「たまたま」とか「偶然」とか、そういうきっかけを大切にしながら生きるようにしています。あの時の、「たまたま」が人生のどこかで芽を出し、花を咲かせるかもしれない。例外的な現象は、そのような中からしか生まれません。人生のシナリオを書くことも、岐路に立った時に選択するのも、自分の意志でおもしろい方に委ねたい。

このコンテストで出会える一つひとつの作品にも、新しい物語が生まれますよう。既に、数々の力作が届いております。とてもうれしいです。ありがたいです。やさしいです。愛おしいです。

あなたからの作品を心待ちにしております。


〈追伸〉

みなさまからいただいたサポートですが、こちらの記事で紹介しています。記事の中でいただいたサポートの金額を開示しています。ここには理由がありまして、「公明正大なコンテストにしたい」という想いから第一回、第二回と全て公開してきました。中には「公開されるのはちょっと…」という方もいると思います。今回は名前と総額だけを記載しようかと迷ったのですが、結局当初からの方法を取らせていただきました(希望しない方は遠慮なく仰ってください)。

一つひとつ吟味しながら選択はしているものの、どこかで間違いは起こるかもしれません。みなさんがより気持ちよくなれる形で進めていくことができればと思います。記事を読んでくださり、いつもいつもありがとうございます。

今後ともどうぞよろしくお願いします。


「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。