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ダイアログ・デザイン〈対話の性質〉vol.2

ダイアログ・デザイナーは、〈対話〉によって新しい発見をサポートします。それは話の引き出し方と問いの立て方に工夫があります。

文章でも同じことが言えるのですが、「発見」は相手に促すべきです。こちらが〈書き手〉〈話し手〉であれば、〈読み手〉〈聴き手〉に能動的な発見を促すデザインを。こちらが〈読み手〉〈聴き手〉であれば、〈書き手〉〈話し手〉の内面で気付きが生まれる工夫を。

つまり、常に相手を主軸に置きながら、話を引き出し、問いを置いていく姿勢が求められます。答えはこちらから伝えるのではなく、相手の内面で発見されるもの。その道筋を〈対話〉によってデザインします。

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「繭が風を手に入れ、シルクとなった」 対話のこと、文章のこと、考えるということ。

「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。