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「仕事」って何だろう?

ぼくの関わる「仕事」というのは形になって、ようやくお披露目できる。

でも、水面下では常に並列しながら進んでいるもので。形になるまでは、秘密にしておかなくちゃいけないから世の中には「ない」ということになっている。企画段階のものを入れると、それはそれはたくさんあって。形になるものもあれば、ならないものもある。数年かけているプロジェクトもあるし、一時中断しているものもある。

仕事ってそういうものなのかな。店を営んでいるだけだった頃は、とてもわかりやすかったけれど。フリーランスで文章を書いたり、対話の場をつくったり、インタビューしたり、企画をつくったりしはじめて、その境界線が曖昧になっていった。仕事のようで遊びみたいだし、遊びのようで仕事になっていたり。たとえば、変な話、ギャランティがそこまでよくない仕事を続けているおかげで、新しいお仕事のお声かけをいただいたりもする。だから、「点」を見ると無駄なように見えるけれど、全体を見るとそれはうまく機能していて。

この不思議な関係性が楽しくもあるのです。でもね、もっともっとうまくできるはず。みんなは「仕事」、どうしているんだろう?

「生き方」が仕事になると最高だよね。

それは、「生きること」が誰かの役に立っているということだから。「生きること」が価値を生み、誰かを勇気づけ、世の中をより良くするために機能している。

社会全体の中での、自分の位置を把握できて、そこで精一杯人の役に立てることができるといいよね。そういうことを考えて「生きること」を続けていきたいな。



「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。