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コーヒー&ショコラ*ロイヤルコペンハーゲン
あれは東京へ発つ日。
素敵な贈り物が届いた。レターパックを開くと、芳醇な香りが部屋に広がる。ローストしたコーヒー豆の香ばしい匂いが鼻をくすぐる。送り主はマリナ油森さん。
品種 :イエローカトゥカイ
焙煎日:1/29
朝起きるとミルで豆を挽いて、ハンドドリップするのが日課です。ちなみに僕は一つ穴のコーノ式。濃厚な旨味を抽出して、すっきりとした味わいに仕上げるスタイル。ドリップ開始。マリナさん焙煎のコーヒー豆は、白く細かい気泡で気持ち良く膨らみながら、ゆっくりと水分を吸収する。こぽこぽと小さな音を立てて、さらりと抽出したコーヒーはしとやかな酸味、フルーティーで爽やか。朝にぴったりの味わいです。
「あの文章を書く人が焙煎した豆かぁ」
そのストーリーが一つ乗るだけで、日々何気なく飲んでいるコーヒーが味わい深いものになります。おいしい。コーヒーも、それを含めた物語も。
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そして、今日届いたばかりのチョコレート。「アラショコラ / チュンチョ 70% 4days」。昨年の11月にうさこさんにレコメンドしていただきました。
バレンタインだから妻にプレゼント。
口の中で溶ける穏やかなビター感。ほろ苦さは次第に甘味を増していき、時間差でやってくるビターとスウィートの調和が楽しい。余韻は品の良い甘味。まるで協奏曲のようね。
そして、ひと欠片を口に入れた時の多幸感は余韻長く。口の中にチョコレートがなくなった後もゆっくりと舌を動かして味わう歓び。魅力的なのは、気軽さと安心感。僕もチョコレートが好きで、銀座や表参道を歩いて宝石みたいなショコラを巡るのだけど。それらを味わう楽しさとはまた違う。
何だろう。新しい世界への扉を教えてもらった気分。
チョコレートの断面が美しい。どこまでもなめらかで、粗も気泡もない。作り手の真心を感じるの。本当はその写真も撮っておけばよかったのだけどね。
実は、うさこさんからは同じ「アラショコラ / チュンチョ 70%」でも 3daysの方をオススメされていました。でもね、ネットで探しても手に入らない。うさこさんのショコラ・ギルドに「4daysの方も数が少ない」と教えてもらって、先にこちらを買っておくことにした(結局、食べ比べしてみたいものね)。3daysはもう少しシャープなのかしら?
チョコレートの奥深い世界。まるでRPGのゲームで宝箱を探すような楽しみがあります。いつになってもいい。ゆっくり探していこうと思います。
マリナ油森さんとうさこさん。趣味の良いお二人。素敵なコーヒーとチョコレートに出会うことができました。noteってこういう出会い方があるんですね。日々の生活が豊かになる。
「趣味」というのは僕にとって「センス」と同じ。センスがいい人のお話は楽しいです。最後に紹介。ぜひ、チェックしてみてください。
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▼マリナ油森さん▼
▼うさこさん▼
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