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「第三回教養のエチュード賞」開催

あなただけ今晩は、文筆家の嶋津亮太です。

この度、「教養のエチュード賞」というコンテストを開催することにしました。とても能動的なお話です。

このコンテストに応募していただけると、その中から僕が選考して一名に一万円をお贈りします(noteのサポート機能から)。とても個人的な賞です。人に自慢できるものではないかもしれませんが、一万円は手に入ります。それを使ってあなたの好きなものと交換してください。

一年前の今日、この文言ではじまりました。

本日、三回目の「教養のエチュード賞」の開催を発表します。一年で三回となると、もはやライフワークです。このコンテストを主催する理由はずっと同じ。ぼくの「新しい〝好き〟を探したい」という想いです。※詳しくは第一回の告知文をご覧ください。

このコンテストに応募するということは、ある意味、ぼくへの手紙だと考えることができます。宛先のある手紙には、読む責任が生まれます。

このコンテストにはテーマはありません。決まっていることはただ一つ。「文章によって表現された作品」ということです。ぼくは「最良の書き手」でありながら、「最良の読み手」であることに努めます。

真剣に作品と向き合うことは、対話をしている気分になります。書き手の声に耳を傾け、そこにある言葉を素手でほおばる。優劣とか、勝ち負けとか、そういうことではなく。そのプロセスを経ることで獲得できるものがある。

目の前の光景は小さな世界かもしれないけれど、確実にぼくの世界は広がっています。へんてこな(極めてプライベートで、極めてエゴイスティックで、極めてミステリアスな)賞に応募してくれてありがとうございます。三回目の今回は、そのような感謝の意味も伝えることができるといいなと思っています。

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応募要項

▼ 募集作品▼
文章による作品

小説でも、思考の記録でも、インタビュー記事でも、ドキュメンタリーでも、作品のレビュ―でも、形式は問いません


▼応募方法▼
①ハッシュタグ「 #教養のエチュード賞 」をつけて投稿
➁応募できるのは一人一記事まで
※ぼくがそのnoteに「スキ」をつけたら「見ましたよ」の合図です


▼コンテストスケジュール▼
応募締切:2020年10月1日~10月31日23:59まで(日本時間)
結果発表:2020年11月中旬予定
※この期間(2020年10月)に投稿されたnoteに限りエントリー


▼教養のエチュード賞▼
(1名)賞金一万円(noteのサポート機能から)

(追記:10/31)
たくさんの方からサポートが届き、賞金総額は82,500円になりました。

▼プリマドンナ賞▼
(1名)ぼくがインタビューして記事を書きます


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教養のエチュード

教養とユーモアはあなたの人生を豊かにしてくれます。「エチュード」とは、音楽の世界では「練習曲」、絵画の世界では「下絵」という意味。この一時間が、あなたの人生を豊かにする、そんな「習作」になれば、と想っております。

上の文章は、ぼくが六年間続けているラジオ番組の前口上です。書くことや読むこと、話すことや聴くことは、考える練習。そのエチュードが豊かな生き方に繋がればという想いが込められています。

ぼくはこのコンテストで多くの作品と出会い、また魅力的な書き手と出会い、ずいぶんと勇気づけられ、励まされました。素敵な方々のお力添え。そこから生まれた物語。それらはかけがえのない体験です。「書くこと」に対する覚悟もまた、様々な出会いによっていただいたように思います。この場所で出会えたことに心から感謝しています。本当にありがとうございます。

それでは、みなさまのご応募をお待ちしております。


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▼追記:賞金について▼



「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。