自分と対話するということ
自分と対話する。
そう考えたとき、“自分”はひとりの他者となる。対話とは、他者を観察する行為であり、彼の声に耳を傾ける姿勢なのである。だから、自分が“自分”の中にいるあいだには、うまく自分と対話できない。一先ずのことを置いておいて、自分の中から抜け出す。それから、眺めて、聴いて、味わって。“自分”という他者を認識した後、自然と“自分”は一体化してゆくのである。
それは、自分ではない誰かとの対話が、“わたし”と“あなた”の融合へと移ろってゆくように。“わたし”が“わたし”と一体化してゆく。
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