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前提として、対話は共同作業

対話は“わたし”と“あなた”の共同作業です。

わたしとあなたで一つの関係性を築いてゆく行為。これはわたしがずっと言い続けていることでもあります。最近では、「対話は最も小さなコラボレーション」とも言っています。

対話やコミュニケーションに関する本を読んでいると、よく「相手の話を聴きましょう」と書いてあります。それだけ読むと、なんだかバカにされた気分になりますが、このことばはバカにはできません。基本的に、人は自分のことしか興味がありません。気を抜くと「受け止めること」「聴くこと」を忘れてしまいます。

だから、意識して「聴く」わけです。そうすると、聴いてばかりになってしまいますね。ことばの通りに相手の話を延々と聴き続けて、ぐったり疲れ果てた経験があるのではないでしょうか。

さて、それは“共同作業”なのか。

今回は、そんなお話。

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「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。