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室津のアサリでパエリアをつくろう

「3月の旬は?」

と聞かれると、毎年迷わずに即答するのが、

「室津のアサリ」

です。


10数年前のある日、1年牡蠣の生産者である公栄水産の磯部社長から「アサリ作ってんけど、食べてえーなぁー」「こいつ殻より身の方がでかいねん」と言われ、この人、貝のことばっかり考えてて頭おかしなったんちゃうか、と思ったのですが、その場で酒蒸しを作ってもらってビックリ!おっしゃった通り「殻より身の方がでかい」んです!

社長の研究によると、牡蠣の養殖の経験から、海面から2mくらいのところが海の養分が一番集まるところらしく、その場所にアサリを育てるための砂地を吊り下げ、また砂地も酸素濃度を上げるための工夫が凝らされているので、アサリがいっぱい呼吸をして、いっぱいエサを食べることにより身が極限まで太っていくのだそうです。

そのアサリの料理のおすすめは、パエリアです。

なんでパエリアやねん!とつっこまれそうですが、
とにかく、パエリアが作りたかったんです。
作りたかった理由をあげるとするならば、
・お米を洗わなくていい
・糖質制限してますがご飯が食べたい
・作り方が簡単
・洗い物が少ない
・出来上がりを持っていく自分がかっこいい
です。


そんな作りたいモード全開の時に公栄水産様から、
「アサリができたので送っときます」
とのLINEがきたので、
これは神様がパエリアを作れと命じているのだ!
と感じましたところ、

以前からお世話になっております、福井市の東京事務所様から、
「きゃろふく」というフルーツニンジンと、


「カーボロネロ」というケールの仲間をいただき、


これまた「うれしいプリン」でお世話になっております、
中目黒のマハカラ様から、


現在試作中の「うれしい野菜のディップ」
をいただきましたので、

神様からのパエリア制作命令を確信しました。

パエリアって作るのが超簡単で、
作っている自分と提供している自分に酔いやすく、
見てキレイ、
食べてすこぶる美味しい、
料理なので是非作ってみてください。

ちなみに、
この室津のアサリは生産量も少なく、
毎年すぐ売り切れちゃいますので、
ご興味のある方はお早目にお試しくださいませ。


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