直感的に決めて正解にするわたしのキャリア戦略
こんにちは。田島(@_svpp)です。
ミートキャリアではプロダクトマネージャーをしていて、プロダクトに関するあれこれをいい感じにする仕事をしています。
好きな言葉は「給料日」、得意な家事は風呂洗い、推しの区は目黒区です。目黒って住むのにちょうどいい街ですよね。
この記事はミートキャリアのメンバーが『#わたしのキャリア戦略』について書くnoteリレー最終日の記事です。
自分の推し記事は『怖いもの知らずで突撃するわたしのキャリア戦略』です(戦略も大事だけど実行の方がもっと大事だよな、と思わせてくれます)
さて、今回は「直感的に決めて正解にするわたしのキャリア戦略」というタイトルで、書きたいと思います。
簡単なキャリア
新卒でIT企業に入社し、プロダクトマネージャーとしてAppやWebサービスの企画・開発をしてきました。その後、4年間で4社を転々として、2022年12月からミートキャリアに関わっています。
合計10個ほどのプロダクト開発に関わってきましたが、領域はバラバラで、組織の規模も1,000人以上から10人未満まで、と雑多な感じです。
「キャリア戦略」なんて考えたことがない
いきなりタイトル詐欺ですが、正直キャリアについて戦略的に考えたことがありません。将来はこういうことがしたいから、この会社でこういう経験を積んで…とか、この資格を取って実務をここで積んで…とか、そういったキャリアを逆算して考えるのが苦手で、自分の性格にも合っていないことは自覚しています。
元々、小さい時から「こうなりたい!」という願望が薄い人間でした。
「将来の夢は?」と聞かれたら、その時に思いついた無難な職業を言っていて、ある人には警察官、ある人にはサッカー選手、ある人には研究者と言っていたため、誰かに「田島くんは将来警察官になるんだもんねー!」と言われると、あ、自分は警察官になるんだ、と他人事のように振る舞っていた記憶があります。
最も苦痛に感じたのは就職活動の時で、突然「キャリア」という4文字が同世代の流行語になり、その言葉が何を指すのかよくわからないまま、キャリアプランについて思いを馳せた時期もありました。
面接で「今後はどうなりたいの?」と聞かれた時は、相手が求める言葉を語ってた気がします。その時発した言葉は一文字も思い出せませんが。
(ちなみに最近知ったのですが、自分のようなキャリアの考え方を「川下り型」と呼ぶらしいです。こういう考え方を知ると、肯定されたような気持ちがして楽になりますね)
直感的に決めて正解にする
では、自分のキャリアについてどう考えているかというと「直感的に決めて選択を正解にする」に尽きるなと思っています。
1社目で運よく入りたかった企業に入社でき、仕事も環境も素晴らしく楽しかったのですが「1からプロダクトを作ってみたい!」と思った1週間後には上司に退職の旨を伝えてました。
2社目でも運よく1桁台の社員として創業期のスタートアップに入社でき、1からプロダクト開発を任せてもらいましたが、力不足でサービスクローズの意思決定をした後、「自分が今1番ワクワクする領域のプロダクトに関わりたい!」と思い、2日後には上司に退職の旨を伝えてました。
のような感じで、直感的に気持ちが沸る環境を求め、その環境を選んだことを正解とするスタンスで生きています(性格的に、モチベーションとパフォーマンスが相関しやすいタイプというのもあります)
直感的に生きた結果、4年で4社と転職回数は多くなってしまったのですが、全くネガティブには捉えておらず、色々と経験したことによって、仕事を通して自己理解が進んで、寧ろ良かったなと思ってます。
(昔Twitterのタイムラインで見て以来、この言葉がずっと記憶に残っているのですが、本当にこれだなと思い生きています)
とにかく誰かの役に立つ
「キャリア戦略」などはないのですが、直感的にキャリアを決める上で意識していることはあります。それは「誰かの役に立つ」です。
どの会社も誰かを幸せにするために商品を作ったり、サービスやプロダクトを提供していると思います。なので会社に属している以上、誰かの役に立っていると思います。
それだけでも素晴らしいのですが、ふと顔を上げて周囲を見渡してみると、
一緒に働くメンバーが仕事が上手くいかずに悩んでいたり、誰もやりたくない面倒な仕事が放置されていたり、非効率な作業に時間を浪費していたりと、近くの誰かが困っている状況は多々あります。そしてその中には、自分は得意で苦痛でもない、人から喜んでもらえることがいくつかあります。
そういう、役に立てることを見つけたり、増やしていくことはキャリアを決める上で大事かなと思います。
今のミートキャリアはキングダムで言うと、"信"のような周りを鼓舞し粘り強く突破力に優れた人が多く、反対に"河了貂"のような戦局を見ながら戦術を軌道修正をするみたいな人はそこまで多くありません。
なので自分は、戦場に赴き、全体のバランスを見ながらチームの戦闘力を最大化するような立場で、ミートキャリアというサービスを育てていきたいなと思ってます。
最後に
キャリアの考え方は人それぞれなので正解はないのですが、ミートキャリアを運営していると、とりあえず自己分析や適職診断をしてみて、転職エージェントに行き転職したが、実際働くと「やっぱり違った…」と後悔されている声も聞きます。
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