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コーチングの指針「バランス」

コーチングの3つの指針のうちの1つである「バランス」について書いてみたいと思います。

「視点を選択する」

コーチングは人生の質を高める伴走のようなものですが、指針はその伴走の方向性と捉えて頂くと分かり易いと思います。

バランスは言葉の響き的には何かと何かの均衡をとるような感じがしますが、ここでは主体的に視点を選択する事でクライアントが望む豊かな人生に近づいていくアプローチの事を言います。

何かに対してある視点に嵌まり込んでいるような時に、その対象に対する視点を洗い出し、クライアントの価値観や人生の目的とのつながりを確認し、最も響く視点を選択し、そこからあり方や行動を変えていきます。

どのような場面で使うか?どのように行うか?

人は必ず沢山の「〜べきだ」「〜なものである」という視点を持っており、その中でも特定の視点が強くなり、それに良し悪しは無いものの、自覚し主体的に選択していく事で、より豊かな人生を歩んでいく事ができます。

例えば「この上司がどうしても許せない」「資本主義社会で生きている以上仕事して稼がなければならない」「夫に言われている事にどうしても腹落ちせずモヤモヤしている」「営利企業として利益を最大化するのは義務だ」「親として子供にこれくらいの環境は提供しなければならない」という視点を持っていたら、本当にその視点をこれからも主体的に選択するのか?という事を見ていきます。

具体的には以下のような流れで進めていきます。
1)視点の対象を設定する
2)一つの場から対象を見て場を感じた視点に名前をつける(繰り返す)
3)価値観や人生の目的から響く視点を選択する
4)選択した視点とつながり行動計画を立てる

クライアントの方からのフィードバック

最後にバランスの指針でコーチングしたクライアントの方から頂いたフィードバックを紹介させて下さい。もし受けてみたいと思った方がいたら導入セッション(初回無料お試し)もできますのでお声掛け下さい。

Q. セッションで印象に残っている事は何ですか? 
こんなにも自分にさまざまな視点があることに驚きました。初めの方は自分が知っている視点でしたが、5つ目、6つ目、7つ目などは、潜在意識に埋もれていた視点で、それが自分らしさを形作っている大切な視点の一つであり、大きく影響を受けていることに気づかされました。

感情的に大きなブレ幅があり、その変化をコーチに伝えていただくことで、自分だけでは気づけない、そのこだわりや思い入れに気づくことができました。場所を移動し、環境を変えて、コーチとの対話を通じて、内省を深め、名前をタグ付けすることで、その視点を発掘することができました。

なぜ、自分がそのような行動をとったのか、その違和感を紐解き、その意味に気づき、今後の行動について、納得感を持って取り組むことが出来る、きっかけの場となりました。

素晴らしい時間を、ありがとうございました。
(東京都在住/大手金融機関勤務/40代/男性)

以上です。貴重なお時間を割いて最後まで読んで下さりありがとうございました。

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