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コーチングに興味を持って下さった方に最初にお伝えしたい事

2014年からCTIという国際コーチ育成機関で学びの旅を続けています。これまであまりオープンにしていませんでしたが、数年前からは有償でクライアントさんに関わるようになり、最近は5名-10名のクライアントさんに週末等でコーチングをしています。

今年は本業でも新しい挑戦をしており時間と場所に制約はありますが、これからもライフワークとして無理の無い範囲で楽しみながらやっていきたいと思い、宣言の意味も込めてnoteを書いてみる事にしました。

今回はこれまであまりコーチングに触れた事が無く、初めて興味を持ったような方向けに、最初にお伝えしたいなと思う事について書いてみたいと思います。

もしこれを読んで興味を持った方がいたら、導入セッション(初回無料トライアル的なもの)も可能ですので、声を掛けて頂けると嬉しいです。

コーチングとは何か?

まずコーチングとは何か?国際コーチ連盟の定義はこちらです。

「クライアントが公私で充実した結果を生み出す助けとなるような継続的パートナー関係。クライアントは学びを深め、パフォーマンスを改善し、人生の質を向上させる。」

分かり難いので僕が説明する時は「人生の質を高めるお手伝い」と説明しています。

コンサルティングやセラピーと似ている部分もありますが少し違います。コンサルティングは専門知識・経験に基づいてアドバイス・指導するもの、セラピーは心理的問題や過去にアプローチするものですが、コーチングはあくまでも必要な資質や答えは既に常にクライアントの中にあり、それを引き出すお手伝いをするだけ。基本的にコーチの意見を助言する事はありません(必要な場合はする事もあります)。

1on1やコーチングを取り入れている企業も多いですが、業務の一環である以上は会社と個人のベクトル合わせにいかざるを得ないケースもあります。僕が本業から離れた一個人としてコーチングに取り組む事にこだわる理由がここです。

どのような人が向いているか?

難しい事考えずやりたい時にやれば良いと思いますが、あえて挙げるならば「何かを変えたいと思っている」人が向いていると思います。何かを変えたいけれど、具体的にどうすれば良いか分からない、一歩踏み出す事がなかなかできない、やってみたけどうまくいっていない等。

逆に「何も変えたくない」「自分ではなく周りになんとかしてもらおう」という意識が強い人・時には無理にやらなくて良いかなと思っています。後は稀にコーチに伴走してもらわなくても自分だけ変わっていける人もいます。

僕自身人生の節目で変わりたいと強く願い、素晴らしいコーチに伴走してもらう事で大きなインパクトがあり、コーチとしてクライアントにこのような関わりができたらと思うようになりました。

もう一つ違う観点としては、近過ぎない人の方が向いていると思います。例えば家族や毎日顔を合わせて一緒に働く同僚等、距離が近過ぎると既に出来上がった関係からクライアントとコーチとしての関係を作り直していかねばな等無いので、少し難易度が上がります。

どうやってやるのか?

僕のコーチングの基本的な進め方はこんな感じです。

1. 導入セッション
初回一度のみ対面(※現在はコロナの影響で初回からZoom)で1時間、お話する場所は都内にいくつかあるお気に入りの静かな場所でやっています。内容としてはこのコーチングセッションのゴールをどこにセットするか、クライアントが求めるものと僕ができる事がずれていないか等。一通り話した結果、相性良くお互いに関わりを続けたいと思った場合にのみ本番となるコーチングセッションに入ります。「お見合い」みたいな感じです。

2. コーチングセッション
最低3か月間、隔週1回1時間でZoomでセッションを行います。毎回セッションの冒頭で今日はどのようなテーマで話すかをクライアントに決めてもらいます。その後の進め方はいくつかのやり方があります。最後に次回までの行動計画を確認して終わります。この流れはあくまでも基本的なもので、状況や要望に応じて臨機応変に変えていきます。

3. 最終セッション
3ヶ月以降でいつを最後のコーチング にするかはクライアントさんに委ねています。最終回ではこれまでのセッションを振り返りこれからについて扱う場にしています。このセッションをもって、クライアントとコーチという関係を終えて、元の関係としてのお付き合いがまた始まります。

大切にしている考え方

コーチングする上で特に大切にしている考え方が二つあります。

「可能性を信じる」
CTIで学んだ一番好きな好きな言葉で「People are Naturally, Creative, Resourceful and Whole.」というものがあります。日本語で「人は生まれ持って創造性・才知に溢れた欠ける事の無い存在だ」という意味です。通称「NCRW」と呼ばれておりこの界隈の人は皆知っていますが(笑)、普通の人には伝わらない事があるので勝手に「可能性を信じる」と言い換えています。コーチングに取り組む上ではこの考え方を何よりも大切にしています。

「意図的な協働関係」
コーチングは元々クライアントが持っている資質や答えを引き出す関わりなので、全てをコーチに委ねてしまうとうまくいく事はまずありません。クライアントとコーチは対等な立ち位置で、一緒になってクライアントの内面に向き合っていく必要があります。これを「意図的な協働関係」と言います。

他にもお伝えしたい事は沢山ありますが終わりが無いので今日は以上です。貴重なお時間を使って最後まで読んで下さりありがとうございました。

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