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琴平町がデジタルノマドの聖地になるまで〜Vol.4 ポルトガル・マデイラ諸島〜

皆さんこんにちは!ついにヨーロッパ旅が終焉に近づいています、、、。ブルガリアが物凄く前の記憶に感じます、、、。

吸収したことをアウトプットする前に、台湾に行ったり、タイに行ったりと引っ越ししたはずなのに、全然落ち着かない夏になりそうです。(ありがたい、、、)

今回は、デジタルノマドの聖地と言われているポルトガルのマデイラ諸島についてまとめています。

これまでの「琴平町がデジタルノマドの聖地になるまで」はこちらから


ポルトガル・マデイラ諸島の基本情報

リスボンから南西に約970km、アフリカ大陸のモロッコから西へ約650kmの大西洋上に浮かぶ小さな島・ポルトガル領マデイラ島。山と緑と海がすぐそこにある欧州のリゾート地です。(日本で言うハワイのような感じかな?)

また、マデイラワインやサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドの出身地として有名です。

※ドイツやスペインからよく来ているそうです。(今のコリビングはほとんどドイツ人)

首都:フンシャル
面積:801km²
人口:26.78万人
日本との時差:9時間(サマータイムは8時間)
アクティビティ:ハイキングやオーシャンアクティビティ

マデイラ諸島とデジタルノマド

さて、ここからは、マデイラ諸島とデジタルノマドが取り巻く環境についてまとめます。

なぜデジタルノマドの聖地と言われているのか?

始まりは2021年、マデイラ諸島にデジタルノマド村が誕生したところからです。このデジタルノマド村は、マデイラ諸島の政府と起業家を支援する団体Startup Madeiraの「Digital Nomads Madeira Islands」という共同開発のプロジェクトです。

マデイラ諸島は、1年を通じて、美しい自然や自然でのアクティビティや文化、温厚な気候があり、デジタルノマドを惹きつけるのに完璧な環境です。

このプロジェクトでは、デジタルノマドとローカルビジネスを融合させ、社会的・経済的にいい影響を与えるコミュニティを発展させる狙いがあります。

コリビング「Homeoffice Madeira」について

ここからは今僕が滞在しているコリビング施設「Homeoffice Madeira」についてまとめていきます。

◎背景

コロナの真っ只中の2021年1月に、とにかくドイツから離れたかった現在HomeofficeのオーナーのFigoがマデイラ諸島にハイキングに行く計画を立て、大人数で滞在できるvillaを探して、出てきたのが現在のHomeofficeの家だそうです。

その時は、WIFIも無く、庭も全然整備されてなかったみたいですが、とにかくみんなドイツ(コロナ時のロックダウン)から離れたかったみたいで、色んな人が行ったり来たりして、このVillaはいつも満室だったそうです。Villaの持ち主もコロナの間空っぽだったので、満室にしてくれて嬉しかったそうです。

そこからは、WIFIも手に入れ、みんなで家をリノベしたりで、とても過ごしすく、現在のHomeofficeが出来上がっています。

◎Homeofficeの環境や仕組み

・仕組み
コリビングというより、シェアハウスに近いなという印象があり、明確なコンセプトが一番印象に残っています。

Not a Hotel, but a community

Host-Guestの関係性ではなく、コミュニティとしてみんながそれぞれ責任を負って一緒に過ごしています。

車も2台あるのですが、週のはじめに70ユーロ/1人支払ったり、ディナーの買い出しの料金等は毎回アプリにてみんなで割り勘計算され、土曜日に現金で支払います。

また、滞在期間の設定もかなり興味深かったです。
滞在期間は「1週間〜4週間」まで。(できれば2週間を推奨)理由は、1週間だとやっと馴染めた頃に出ていくことになるのでコミュニティにならない。そして、4週間と期限を設けているのは、それ以上いると、マデイラ諸島に慣れてしまって、コミュニティとして行動をしなくなってしまうためだそうです。
(チェックイン・チェックアウトも土曜日オンリーです。)

・部屋
部屋数は5部屋で最大10名程度が滞在できます。

・キッチン

・ディナーテーブル

・リビング

◎実際に滞在してみて

・仕事
基本的にみんな日中は、部屋やディナーテーブル、コワーキングスペースと言う名のガレージで各自仕事をしています。

・ディナー
いつもみんなで作ってみんなでご飯を食べます。料理担当を決めて、その人の指示でみんなそれぞれ手伝います。ラザニアやウクライナのスープ、日本のカレーなど各国の料理を振る舞ったりします。

・アクティビティ
仕事の後にみんなで何をするか話し合っています。基本的に仕事の後はそんなに時間があるわけではないので、ハイキングかビーチ、買い出し、ボードゲームをしたりしています。(日が降りるのが21時以降なので、なんだかんだ時間ある)

週末は時間があるので、都市であるフンシャル1日観光や、長めのハイキングなどをします。

基本的に「みんなで」行動することが多いです。

Whale watchingの様子
壊れかけた橋
壊れかけた橋を渡る(足が震えた)
21:00にサンセット
ハイキング

・その他(人など)
デジタルノマドの定義にもよりますが、Homeoffice Madeiraにはリモートワーカーが多い印象です。
世界各国をずっと回っているというよりは、一定の期間リゾート地であるマデイラ諸島でリモートワークをするというのが多いです。

Figoがドイツ人だからなのか、今いるHomeoffice Madeiraは8割ドイツ人です。(ドイツの冬は病むらしいので、外に出たがる人は多いようです。)

最後に


ポルトガルのマデイラ諸島に10日間ほど滞在してみて、ブルガリアのバンスコとは全く違う滞在をしたなという印象です。

バンスコでは大きなイベントで人もたくさんいたので、いわゆる挨拶はする「ヨッ友」みたいなのは増えました。(※ヨッ友ってわかるんだろうか笑 「ヨっ」っていうけど深く会話まで至らないみたいな)

そして、バンスコのキーノートセッションでの「コミュニティ」についてのプレゼンはあり、学びにはなったけど、あくまでも聞いた話でしかなかった。

今回のマデイラ諸島の滞在を経て、実際にコミュニティに入ってみて、みんなが「コミュニティ」を求めてて、ブランディングや仕組みもしっかりしてて、1日目からもう既に家族のような温かさがありました。
※コミュニティマネージャー的な役割の方も素晴らしかったです。(今まで出会った中で一番の美人だった、、、笑)

そんな共通認識を作って、温かいコミュニティを作りたいです。
(もう既に寂しい、、、)

そして、シェアハウスやりたい!

It's never a "Goodbye", It's always "See you later".

これまでの「琴平町がデジタルノマドの聖地になるまで」はこちらから


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