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ノートは君と共にあるのだ。いかなるときも。

スターウォーズでオビワン・ケノービがルークにかけた有名な言葉を文字りました。

引用元:スターウォーズ名言投票

「すべてはノートからはじまる」(倉下忠憲著,星海新書,2021)を読みました。


ノートと共にあらんことを。オビワンが語りかけるような本だなぁと思いました。「ノートは深い」というのが読み終えたときの感想でした。

そして、わたしの自己流ノート術が、正しくアップデートされました。

言わずもがな。
本書から見えるのは、たくさんの本の存在です。

ノート術、勉強方法の本、知的生産術、ライフハックなど書くことに関わる本たちです。(巻末に「読書案内」があります。)
このたくさんの本たちがノーティングという書く行為を通して技術としてつながっていきます。

現代においてノート無くして生活することはほぼ難しいと思います。それだけ社会システムが複雑に出来ていることにを再認識します。
ノートと社会ってつながっているんですね。
当たり前のようで、実は全然理解していなかったような。

ふと思うのは、「note book」と「book」のサイクルです。最初に、bookを読み、note bookを作ります。そのnote bookが洗練されるとnoteが取れ、また bookに変わっていく、過去から未来へ脈々と連なる文化の継承。

このサイクルでは bookが中心になっていますが、 book→ bookは、あまりありえないと思うのです。どこかで必ずnote(ノート)が入って、次の bookに成っていく。

 bookを作ったことがないので、わたしは「たぶん」としか言えませんが、概ね間違ってもいなさそうです。
そう思えるのも、本書がそうした土台の上で成り立っている本(book)だからだと考えてみました。

個人としてのノートについて。

普段、「暮らしのノート」をコツコツと書いています。
時間と行動記録が主な記述ですが、場合によって、時系列に、考えたことを書いたりします。

podcastで話題になっていた本の題名。
ネットで調べたこと。(わりと気軽にリンクをメモしていきます。)
聞いた音楽。
読んだ記事。

ほんの些細なことをコツコツと書いて残しています。
1日1ファイル。
日の終わりに振り返ることもありますが、疲れて寝てしまい、「歯磨き」で終わっている日もあります。
書けないのが、寝る時間なんですよね。
まぁ、これは仕方ないやと諦めています。

このノートは、何もないところから生まれたわけではなく、過去に数多のノート術の本を読み、自分の性格に合わせ、成長とともに常に変わってきたノートです。

常に思ったことを書き、考えたことを書き、気になったことを書き、暮らしが整うように作りあげる、日々の記録簿です。

世界にひとつのノートです。
ノートと人生は常に共にあり。です。

閑話休題。

読書感想文のイロハをちゃんと学ないといけないなぁと、反省しています。
もう、かれこれ5回目の書き直し。
どうにも上手く書けないといいますか、しっくりこないんです。
それでも、どこかで苦手意識が変わるかもしれないと思いましたが、おめでたい頭の持ち主思考でした。

書き直すたびに、自信がなくなり、時間もなくなり、なんだか本にも悪い気がしてしまい、なんだか本当に難しいなぁと思っています。

たぶん、ちゃんと読めていないんでしょう。
覚えたことを人に教える以上に難しいと感じています。
けど、諦めたら試合終了。
また、どこかで再チャレンジしたいと思っています。





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