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何をしたいのか、なぜするのか

こんなセリフを知っているだろうか?


「人はいつ死ぬと思う?」
「心臓を銃で撃ち抜かれた時・・・違う。」
「不治の病に侵された時・・・違う。」
「猛毒のキノコスープを飲んだ時・・・違う!!」
「・・・人に忘れられた時さ。」
参照:ONEPIECE 第16巻 Dr.ヒルルク


僕が大好きなマンガ「ONEPIECE」という作品の中で、自分の命の終わりを感じたDr.ヒルルクが死について語ったセリフだ。

僕が初めてこのセリフに出会ったのは、多分小学生くらいだったと思う。
感動したのは覚えているが、多分このセリフの本質には気づいていなかった。

このセリフについて、改めて考えるようになったきっかけがある。
僕が最近「」に触れたからだ。
詳しいことについて、いつか話す時が来るのか、一生話すことはないのか自分でも分からないが、漠然としていた「死」が「身近なこと」となる経験があった。

「人が死ぬとき」=「人に忘れられた時」

だとすると、

死ぬのが怖い」=「人に忘れられるのが怖い

とも考えられる。

いま僕が死んだとして、果たしてどのくらいの人が僕のことを忘れずにいてくれるのだろうか。
そもそも僕は、忘れずにいてもらえるほど、
何かを成し遂げ、何かを残してきたのだろうか。

いや、何もしていない。

ただ漠然と、
社長になりたいなー。
とか
成功したいなー。
とか
俺は周りの奴らとは違う
とか
夢見心地に考えているだけだ。


「お前は何がしたい?」

そんなときにある経営者の動画をYouTubeで見た。

お前は何がしたい?

成功とは何なのかについて語られるこの動画は僕に衝撃を与えた。

成功したいのならまず2つのことについて考えろ。

「何をしたいのか?」「なぜするのか?」

多くの人はこの質問に答えられない。
僕もそうだった。

なぜ毎朝目を覚ますのか、なぜ仕事に行くのか、なぜその人たちといるのか、なぜそれに時間を使うのか。
答えられないのなら、いますぐやめるべきだ。
ゴールのないレースをしているのと同じだし、社会に洗脳されているだけだ。

この言葉を聞いたとき、自分が何も考えていないことに気づいた。

自分って何がしたいんだっけ?

社長になりたい?
成功したい?
人に忘れられないような、何かを成し遂げたい? 

こんなことに答えられないなんて、自分はどれだけ馬鹿なんだろうと落ち込んだ。

決められた時間に出社して、決められた仕事をする。
何も変わらない毎日。
会社の愚痴や上司の愚痴、仕事の愚痴を飲み会で発散。
そんなダサいことは絶対したくない。
自分の周りにいる人たちにもそんな風にはなって欲しくない。

だからこそ僕は、何がしたいのか、なぜするのか、何をするべきなのか、もっと考えたい。

みんな忘れていることがある。
1%の好きなことや夢中になれることのために、
99%の嫌いなことや面倒なこともやらないとダメ。
本当にその1%が大好きなら、残りの99%の嫌いも好きになれるはず。
難しいかもしれないけど、これが自分の生きたいように生きるための唯一の方法だ。


自分は何が好きなのか考えよう。

文句や愚痴を言うだけで、行動しないダサい人間にはならない。

人に忘れられないような、自分の人生に自信を持てるような生き方をしよう。


より多くの文章に触れたい、でもそんなにたくさん本買うお金ない、、ブックオフで本を買うお金をください、、