「社会人」ってなんやねん!
前回は社会不適合者について書きましたけど、今回は、「社会人」という言葉について思うことを書きたいと思います。
皆さんはよく、「社会人としての自覚」とか、「社会人として」や、「もう社会人なんだからしっかりしなさい」とかいうフレーズをよく聞いたり、言ったりしてると思います。
でもよく考えてみてください。
「社会人ってなんなん??」
社会人という言葉を耳にするのは主にどういう時か考えてみたら、恐らく、学校を卒業して、就職してから、よく耳にすると思います。
そしてどういう意味合いで使われてるかというと、まあ「働いてる人」ってことですよね。
そして、「働いてる人」に必要なスキルとして、
・敬語を正しく使う
・マナーを守る
・報連相をしっかり行う
とかがあって、これらが出来ていない時に、
「社会人やねんからしっかりしろ!!」
とか言われる訳ですよね。
つまり、世間的に言われてる社会人ってのは、働いてる人のことなんですよね。
ここで考えてみてください。
教師は社会人?
アイドルって社会人?
Youtuberで生計たててる人って社会人?
フリーランスで働いてる人は社会人?
株で儲けてる人って社会人?
ブログで生計たててる人って社会人?
資産運用で生きてる人は社会人?
アルバイトって社会人?
中学生は社会人?
赤ちゃんは社会人?
少なくとも、教師とか、アイドルとかは普通に世間的にも社会人ですよね。
でも、個人でやってるyoutuberとかブロガーは、働いてるけど、多分「社会人なんだから」とか、「社会人としての自覚を」とかいうフレーズはあんまり言われないと思います。
また、株で儲けてる人だって、中学生だって、赤ちゃんだって、「働いてる」とは言い難いけど、確実に「社会」に属してますよね。
で、お前は何が言いたいねん!
まあ待ってください。
結局僕が何を言いたいのかっていうと、
「社会人」と呼ばずに、「会社人」みたいなんで呼べ!
ってことです。笑
「社会人」ってのは、曖昧すぎる概念だと思うんですよ、ほんとに!!
どういうことかと言うと、先程も述べた通り、「社会人としての自覚が足りない」とか、
「もう社会人なんだからしっかりしなさい」
とかいうフレーズを使う時ってのは、相手が
・敬語を正しく使う
・マナーを守る
・報連相をしっかり行う
・◯分前行動
といったようなことができていない時ですよね。
つまり、「社会人」の構成要件として、これらが挙げられる訳です。
でも、これらはその会社の人材としては必要なだけで、例えば「敬語を正しく使う」ってのはYoutuberは別に敬語とか気にしなくても大丈夫な場合もありますよね。知らんけど。笑
芸人でも、時には「敬語を使わない」方が、
面白い=正しい という時もありますよね。
Youtuberでも芸人でもフリーランスでも、「社会人として~」とか言われる時もあるかもしれません。
しかし、それは果たしてサラリーマンが使う「社会人として~」と全く同じ意味で使われてるのでしょうか?
そうなんです!仕事によって「社会人」の定義が微妙に違うんです!
だから、◯×会社に働いてる人が、遅刻をしたとして、上司が、「◯×会社の会社員としての自覚が足りない!!」と、怒るのはまだ分かるんです。
でも、それを「社会人としての自覚が足りない!!」って言うのは、違うと思います。
それはあくまでお前にとって、お前の会社にとって都合の悪いことをしたことに対する、怒りなんです。
何でもかんでも社会人で片付けないで下さい。
だから実際怒るんだったら、普通に「遅刻すんな!」とか、「正しい敬語使え!」って言えば良いと思います。
「社会人」なんて曖昧な概念を、むやみやたらに使うべきじゃない!
まあもっとも、僕は「社会人としての自覚を~」とか言われたことないんですけどね。笑
以上!
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