報われるまでの努力

努力すれば報われる

そうじゃないだろ？

報われるまで努力するんだ。

サッカー界のトッププレイヤー
メッシの言葉です。

僕はこの言葉がすごく好きです。
努力というものは、すれば答えてくれるようなものではなく、答えが見つかるまで自分自身で突き進むものである。
こういった部分にとても共感しているからです。

努力は裏切らない。

それは間違いです、

努力は容赦なく裏切ってきます。僕自身陸上競技を11年続けていて、来年で12年目になります。その中で、多くの目標を立てました。全國大会出場、日本一、自己ベスト更新、と大小様々あります。

そしてそれに向かって惜しむことなく努力してきました。自分に対して努力している、頑張っていると言ったらもう終わりだと考えているのですが、過去を振り返りなので、あえて言います。僕は努力してきました、あの頃の自分に出来る限りのことを。
しかし達成できた目標ばかりではありません。悔しさのあまり涙を流した経験ばかり頭に残っています。僕は散々努力に裏切られてきました。

僕と同じ思いをしたことのある人は少なくないんではないでしょうか？それはなぜなのか、僕は考えました。そして答えを出しました。

努力は裏切らない、の前に隠れている部分を見つけました。

正しい方向で、正しい時間、正しい量、成された努力は裏切らない。

方向、時間、量、この３つが揃ってこそ努力というものは力を発揮するそう考えました。

僕はこの考えに至ってから、考えることをやめませんでした。この練習、この動きの本質はなんなのか、ほかの選手と差別化するためにはどうすればいいか、もっと高みにいくためにはどうすればいいのか考え、行動し、分析し、また考える。この繰り返しをするようになってから僕の結果は少しずつ変わってきました。メッシの言った報われるまでの努力もこういうことではないのでしょうか。

努力と聞けばきつい練習や、大量の問題集などそういった肉体的なものを想像しがちですが、僕は頭をどれだけ使えるかの勝負だと考えます。頭でどれだけ考えられるか、そしてそれを行動にうつせるか。それが努力の本質ではないかと考えます。

ちなみに僕の今の目標はまだ達成できていません。日々、体と頭をフルに使って追いかけています。
残された時間で届くかどうかは分かりません

それでもあがいてやろうと思います。

最後まで。

報われるまで。