正しい方向へ
先週、海外にきて初めての試合を終えた。(その内容は2つ目の記事に書いたのでぜひ)
昨日、自身にとって2試合目、チームにとって前半戦最終節。その試合について話したいと思う。ぜひ最後まで。
少しの慢心と全く噛み合わない歯車
チームは8チーム中2位で1位と同じ勝ち点。5勝1分とまだ負けていない中での負けられない一戦。
結果は2-4で負けた。
まだこのチームにきて2週間も経っていないが結果を見ればリーグの中では強いとわかった。
先週の初めての試合を終えて、"できる"と感じた。
そして、今日も勝てると思った。相手は自分たちよりも下にいるから。
もちろん、慢心していたつもりはないし、結果を残すことに集中していた。
"あれ、おかしいぞ"
相手チームの方が勢いで勝ってる。
そして、前半7分相手にPK。キーパーの活躍により止めたもののすぐに失点。0-1。
そして、前半20分ぐらいにまたもや相手にPK。0-2。
"なんかおかしい"
審判の判定
昨日の試合で僕はサッカーをしてきてはじめて経験することになった。
"審判のジャッジによるチームの崩壊"
結論から言うと、自分のチームの選手にレッドカード1枚、ベンチのコーチ、スタッフ、ベンチメンバーに5枚ぐらいのレッドカード。計6枚ぐらい。
イエローカードは両チーム合わせて数えられないほど出た。そして両チーム合わせてPK4回。
審判のジャッジで乱闘寸前、いやこれは乱闘といっていい。審判vs自分たちの選手、スタッフ、スタンドのサポーターみたいな感じ
試合は5分か10分は止まった。スタンドからはペットボトルがグランドに。スタンドのサポーターもグランドに。罵声は止まらない。試合の警備をしている警察も5人ぐらいグランドに。
何もできず、立ち尽くす。
ベクトル
もちろん、審判の判定が試合の結果を左右する。けど、試合においては審判が絶対。
審判の判定に矛先を向けていた自分たちのチームはプレーでも噛み合わず。
もちろん、勝つために声を出して、選手たちは努力していたけど、試合の始まりから最後まで審判の判定により集中が切れた。何度も。何度も。
もちろん、自分は抗議はできないから自分のプレーに集中するしかないし、点取るしかなかった。でもサッカーは11人。全員が同じ方向を向かないと。
でも昨日は違った気がする。
自分も相手チームにジャパニーズと言われ、常に自分には相手の選手がついてくる。前回の試合を見られ、徹底的にマークされた。ボールを持てばファールされる。計10回ぐらい。
力のなさ
点を取れなかった、自分の力不足。これに尽きる。
審判にベクトルを向けるのではなく、チームが勝つために自分にできることをやる。正しい方向に向かって進む。
振り返ると、自分の状況、都合が悪かったりすると何かのせいにしたくなる。"自分は悪くない"と。
どんな状況でも自分に焦点を当てる。自分に改善することはなかったのか。
また同じ話になってしまうが、置かれた環境、状況の中で自分に今何ができるのかを考えていかないといけないなと感じました。
初めてテレビや試合で見るような"乱闘"に近い経験しました。頭を抱えて5分以上立ち尽くすしかできませんでした。本当に起きるんだなと。試合にかける思いや重みを実感しました。
幸いなことに自分はこの経験をできて、試合にも出れています、そしてまだ試合は続きます。こうして色んなことを経験できていることに感謝し、それを常に忘れることなく邁進していきます。
そんな感じで初めてのこの経験を忘れないように、朝のんびりカフェで書いてみました。マルタも寒い!
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