見出し画像

誰かが安心できる「居場所」になれますように

自身が相手に一番求めていることを、バルコニーでぼーっとしながら考えていた。最近引っ越してきた新しいお家は、バルコニーがとにかく広い。友人に写真を見せるたびに「BBQやろうよ!」と言われるほどだ。とはいえ、冬のバルコニーはあまりにも寒すぎる。冬の寒さが少しバルコニーに頻繁に行かない理由になっているけれど、もうすこし暖かくなったらバルコニーに入り浸る姿が容易に想像できる。

相手に求めていること、それはきっと心理的安全なんだと思う。自身が相手に心理的安全を与えられているかはわからないけれど、心理的安全を見せるために、文章を書いているんだろうなとも思う。

「私は敵じゃないです、あなたの味方です」

相手に対して敵対心を持ちたいわけではなく、できるなら仲良くなりたい。加えて、一緒にいることが何らかのプラスになっていて欲しいという願いさえある。どう足掻いても自分を好きにならない人がいる事実もわかっているつもりだ。そのうえで、仲良くなりたいと思ってくれた人には最大限のアプローチをしたいとずっと思っている。

お仕事で複数の組織で誰かをマネジメントする立場にいるのだけれど、相手との関係構築にずっと頭を抱えている。自分が立ち上げた組織ではないが、関わってくれたからにはここで働いてよかったと思える経験をしてもらいたい。もちろん会社の方向性と合わない人も出てくる可能性もある。人の数だけ考え方が違うため仕方がないことで、離れる人を追いかける必要はない。

それよりも働きたいと願う人のために働きやすい関係を築いて、愚痴ではなく、自分が思い描く楽しい未来を語ったり、行動に移せるような心理的安全が担保された居場所にするために本を読んで知識を得たり、誰かの話を聞いて行動したりする。

具体的な居場所を作りたいわけではない。僕が考える居場所とは、話がしたいときに気軽に連絡ができるとか、いいことがあったときに報告したくなるとか、疲れたときに僕の文章を読んでほっこりしてもらうとか、そういった居場所である。たとえそこにリアルな空間がなくとも、概念の上の居場所さえ存在すれば、心が救われる人がいるのかもしれない。

理想とする居場所づくり。まだまだ足りない部分ばかりだけれど、少しずつ実現できるように動いていきたいな。

この記事が参加している募集

#眠れない夜に

69,580件

ありがとうございます٩( 'ω' )و活動資金に充てさせて頂きます!あなたに良いことがありますように!