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9/11〜20の日記

9/11
目の中が白く濁っている。これはベーチェット病の容態が悪化している証拠だ。どれだけ治療を頑張っても一向に光は見えず、後退しているようにも思う。だが、少しずつだけど治療は進んでいる。そう思うことで救われようとしている。神には祈らない。信じるのは治るという己の信念と治すための行動だけ。いつの日か難病になったことを笑い話にしたいと思った。


9/12
サッカーの日本代表があまりにも強すぎる。メンバーを10人入れ替えてもトルコを圧倒していた。だが、守備の連携がうまく取れずに2失点した。守備のフルメンバーに今日の先発の攻撃陣が参加していたらどんな化学反応を起こすのだろう。考えるだけでわくわくする。欧州に勝てなかったあの頃が嘘のようだ。強い。マジックが3になった阪神タイガースも強い。

9/13
難病の定期通院だった。数日前から目が白く濁っていたため、怯えながら通院すると、白内障になったときの残りが出てきているだけだった。9月にはほろ苦い思い出がたくさんあるからまたかよと思っていたが、今回はどうも違ったようだ。加えて、白い濁りはレーザーで取れるらしく、現代医学の発達をひしひしと感じた。通院終わりにいつもの喫茶店でコーヒーを飲む。その時の表情は確かに晴れやかだった。


9/14
最近スープ作りにハマっている。こ!まで作るのに手間がかかると思って手を出さなかったのだが、想像以上に簡単に作れることが分かった。スープは火をつけてほっといても問題ない。むしろ味が煮詰まって美味しくなる。マルチタスクが苦手でも、他の料理を作れるからかなりの時短になる。まさに一石二鳥、これこそスープ革命だ。

9/15
早朝から打ち合わせ続きだった。1日に打ち合わせが3回以上入ると頭が回らなくなる。その他の作業できないし、かなり効率が悪いように思えるが、本日の打ち合わせは全て必要なものだった。打ち合わせ終わりにすやすや眠る猫を見て素直に羨ましいと思った。一体どんな夢を見ているのだろうか。考えるだけで少し疲れが取れた気がする。猫はかわいい。猫は正義、この身を猫様に捧げるために、日々の仕事を頑張りたいと思った。

9/16
Wi-Fiが使えてコンセントがあって雰囲気が良さげなお店を見つけた。昼はカフェ、夜はバーへと変貌を遂げるこのお店はお酒を片手にお仕事をしている人がたくさんいた。その他にもお酒を飲みながら談笑するマダム達やカップルがいた。アートを盛り上げたいという思いでお店の中で個展を開けるらしい。その話を聞いて益々そのお店が好きになった。


9/17
恵比寿に行ってかわいいお皿をたくさん購入した。店内にずらりと並ぶ食器たちに胸をはためかせながら一つずつ吟味する時間はまさに至福だった。毎日目にするものは心がときめくもののほうがいい。これから料理をするのが楽しみになった。


9/18
実写版のワンピースを観始めた。想像以上に面白い。取り入れて欲しかった場面が入ってなかったことは少しショックだったが、それを含めても素晴らしい出来だと思う。尾田さんが絶賛するように、ストーリー構成、配役のどれを取っても拍手を送りたい。続きを観るのがとても楽しみだ。

9/19
とある企業で評価面談を担当している。どうすればやる気になってくれるのだろうか。考えれば考えるほどにわからなくなる。伝える言葉を丁寧に頭の中で整理している内に話したいと思ったことを面談中にど忘れしてしまってあたふたした。完全に実践不足だ。あと5名も面談が残っているから少しずつアップデートしていきたい。

9/20
業務委託でお世話になっている企業のミートアップだった。テーマは「危機管理」だ。炎上には自ら燃やすパターンと誰かによって火をつけられるパターンがある。だからうちは炎上しないと考えるのではなく、起きるかもしれないと最悪を想定しておく必要がある。万が一炎上してしまったときに早急に対応できるようレギュレーションを決めておく重要さを改めて学んだ時間だった。

絶望の9月から希望の9月に変わった10日間だった。そして、実力不足と自分の可能性を見出せた期間でもあった。足りないものに目を向けつつ、伸び代に注力して自分の良さを出せるようになりたい。それがより良い未来の実現に欠かせないピースであり、今の自分に求められているものだ。

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