アマプラで映画ソルトバーンをみる


2023年の映画。
以下ネタバレ注意。

主人公に見覚えがあったが、映画聖なる鹿殺しの謎の青年役の俳優だった。

内容は、ある青年が大学で知り合った美青年の豪邸に招かれる話。

聖なる鹿殺しにでていた青年役バリーコーガン。謎めいた雰囲気を醸していて、聖なる鹿殺しっぽい展開だとおもいながらみていたが、中盤以降、聖なる~に似た展開になった。日本でいう銭ゲバっぽい。

招かれた豪邸が英国のお城で敷地も屋敷もとにかく広い。皇居並の広さっぽいけど、一日本人としてそれ以上の屋敷が想像できない。

敷地のスケールが大きすぎて、映像をみながらここでの生活はコストかかりすぎだなと、そんな平民なことばかり考えてしまった。

英国貴族の生活スタイルがつづくんだけど、家主たちの生活はというと、酒、タバコ、ドラッグ、セックスと、古典ロックンロールの世界みたい。英国の貴族はもっと高尚なイメージだった。

終盤に屋敷内で青年の野望が明らかになり、青年が踊り出す姿は映画ジョーカーの階段のシーンを彷彿させる。

あれだけの資産がある家主たちで、まわりにお金をたかる輩たちが集まるだろうに、外部の人間にもっと用心するものじゃないかな。コネのない青年をかんたんに受け入れるかなとか。

青年が屋敷にやってきてから次々と家主の家族が死んでいくんだけど、警察はなぜ青年を疑わないのかなとか、ストーリーの展開がやや強引な印象もある。

以上、本筋以外の細かなところがやけに気になった。
じぶんの感覚が島国慣れしていることが実感できる作品だった。

家のステレオできく映画のBGMが抜群によく、
お金持ちの青年はカッコよかった。
あと、バリーコーガンの背筋バキッと感が良きでした。















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