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ダウン症の子どもの親になった正直な思い①

こんにちは!
ダウン症に特化した小児リハビリをしている
理学療法士の胡崎亮介です。

簡単に自己紹介を

4児の父親で、次男がダウン症(小学校3年生)
理学療法士という、リハビリの資格を持って仕事をしています。
今はダウン症に特化した訪問看護ステーションを
大阪府堺市で運営しています。


このnoteの記事では
日々の子育てや、ダウン症の次男の様々な様子
お仕事に関する事、リハビリに関すること
などを更新していこうと思っています。



今回の初回タイトルにした
「ダウン症の子どもの親になった」
そんな気持ちについて、当時を思い出しながら、しばらく投稿していこうと思います。




「お子さんはダウン症の可能性が高いです」

そう言われた日の事は、鮮明な記憶として残っています。

ただ、この言葉を先生から言われる前から
多分そうだろうと薄々…いや、十中八九そうだと思っていたので、そう驚きはしませんでした。

当時第二子の出産で、立ち会いをしていた僕は
出産直後の産まれた子どもの顔を見た瞬間の感覚を、今でも覚えています。

「あ、この子、なんかある」
って思いながら複雑な、ざわっとする感覚。


出産の喜び、母子が健康なこと、家族が増えたことの嬉しい気持ち、と
何でかはわからないけど、それ以外の、言葉にしようのない気持ち。

この2つが入り混じった感覚でした。

出産は深夜だったので、夜中の3時頃
僕は歩いて自宅へ帰ってきたのですが
その時すでに「ダウン症」というキーワードで
検索をしながら帰宅し

あまりに一致する検索結果に
目の前が暗くなる気持ちと
検索結果とうちの子どもの様子と少しでも違うところがあれば
「もしかしたら、考えすぎなのか?」


と2つの気持ちがぶつかり合いながら
家までの道のりを歩いていました。


そして、産後の入院期間が終わり
退院の日、医師から告げられた言葉に
避けてきた考えに、答え合わせされたような
そんな気持ちで言葉を聞きました




約9年ぶりに当時を振り返っての
そんな文章を綴ってみました。
この時を思い出しながら、書いてみると
もやもやした思いをもっていた当時の自分と
そこから変化した今の自分に至るまで

ホントに色んな出来事が沢山あります。

僕の今の仕事は、自己紹介にも書いたように
ダウン症児に特化したリハビリ、看護を提供することです。

そんな風になってきた、この9年間。
また続きに書いていきたいと思います!
良ければご覧ください!

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