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優しさの奥深さ

こんばんは!
ダウン症に特化した小児リハビリをしている理学療法士の胡崎亮介です。
4児の父親で、次男がダウン症(小学校3年生)理学療法士という、リハビリの仕事をしています。
ダウン症に特化した訪問看護ステーション
ダウン症に特化したオンライン講座
を大阪府で運営しています。


Noteでは、ダウン症に関すること育児に関することリハビリや、仕事に関することをゆっくり投稿していこうと思います。


今回のテーマは
「優しさの奥深さ」
の内容で、お話させて頂きます。
僕に扱える内容になるか‥不安な気持ちで書き始めてきます。


優しさにも色々ある

「優しい」ってどんなのでしょう?
多分これって一言で語り切るのは難しいことで
読んだ方によって、この優しいの実際は全然違うのだと思います。

例えば、自分なりにすごく気をつかってオシャレをして出かけた先で
「その服似合ってないね」
と言われたらどうでしょう?そう言ってくれた方に対して、うわぁ優しい人だなぁと感じますか?

正直な言葉をかけてくれたのだとしても
多分この文章とこの場面だけでみると
なかなか「優しいですねー」とは感じにくいのかなと思います。

では、この2人の状況の視点がファッションのプロ同士だとしたらこの会話はどう見えるでしょう?
プロの会話として、純粋に相手の違っていると感じることに、そのままを伝えることで気づきのキッカケを与えるものになるのかもしれません。
勿論言い方にはもっと色々と表現の仕方はあると思います。

受け取り方で、その言葉は優しくなる

ここで思うことが1つ
相手の伝えた事を聞いた時に、その事を思う気持ちに、どう感じるか。という側面です。

実は優しい言葉って、相手の為に伝えた言葉を
受け手がそのまま受け取るか
自分の感情のフィルターを通して受け取るか。

の違いでもあります。

そのままを純粋に受け取れば
「そっか。このファッションは自分に合ってないんだな」ともなるし

自分の感情のフィルターを通して受け取ると
「なんでそんな事を言われないとアカンねん」
ともなります。

要するに受け手によっても変わる面があるということもあるんだと思います。

でも、くれぐれも今回の記事でお話したかったことっていうのは、受け取り方を変えましょう!ということではないのです。

優しさの奥深さを感じる体験

世の中、実は受け取り方によって
優しい言葉を見逃してしまってるんじゃないかと思うんです。
僕自身、これまでの経験の中で
「そんなふうに言わなくても‥」や
「そうは思わないけどなー」という
自分フィルター越しに、人からの言葉を聞いて
自分の為になってこなかったことが多々あります。

でもこの人からかけてもらってきた言葉は
紛れもなく僕を思っての言葉なんだと
後になって気づきます。

それが例え「そんなん全然違うで!」
という言葉であったとしても、それは何かに気づくタイミングとして目の前にきたものなんです。
そういったものを、いくつも見逃しては、後々に

「あぁあの言葉の意味した通りやな。あれは優しさやったんやな」

と気付かされるのです。

ありがたいことにこんな体験はいくつもあり、思うんです。

世の中、本当は自分を思う優しさって沢山あるけど、それに気づけてないことも沢山あるんだなと。

自分もいつか誰かの優しさに繋がれるように
色んな事に気づける自分でありたいなと思うことでした。

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