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【留学のリアル①】微笑み地蔵がクラブで仲良くなった話

微笑み地蔵とは?

突然ですが、みなさんは「微笑み地蔵」をご存知でしょうか。


【微笑み地蔵】
その名の通り、ただ微笑みを浮かべるだけのお地蔵さんである。留学中の日本人が英語での慣れないコミュニケーションに戸惑い、その場で黙り込んで愛想笑いだけをしてしまったり、自分をうまく表現できなかったりする状態を指す。類義語として、「空気」や「背景」、「ファミレスのハンバーグの横のブロッコリー」などがある。


これはまさに、現在の私の状態です。(笑)
留学に来て約一週間、楽しいこと・新しい経験も多い反面、留学生との英語でのコミュニケーションにかなり苦戦しています。
(楽しいこともまとめて投稿する予定なのでお楽しみに!)

懐かしのドラマ・Silent?

伝えたい、でも伝わらない、仲良くしたいだけなのに、上手く話せない、

実際、今日8月14日からオリエンテーション(交換学生の交流も含む)が開始したのですが、まぁ会話が続かないこと純粋に楽しめないこと、、

8月11日にあったウェルカムパーティ・今日のオリエンでも自分から積極的に話しかけることは意識していました。なぜなら、自分の英語力や実践経験不足は分かっていたのでその分姿勢で補うしかないと思っていたからです。

しかし、名前・出身・専攻分野というお決まりの流れのあとが続かず撃沈。
また、会話が続いても、相手のくれたボールに上手く自分の言葉を乗せて返すことが出来ないのです、、英語だと特に。
(頑張って説明しようとした時の Sorry, I don't understand は結構パンチあるよ)

もちろん、相手は他の学生とも交流したい気持ちがあるので、英語で上手く発信できない私ではなく、英語が堪能で価値観の近い(日本でのノリが同じイメージかな?)、楽しく会話が出来るヨーロッパの友人のもとへ向かいます。

伝えたい、でも伝わらない、仲良くしたいだけなのに、上手く話せない、
このもどかしさは文面ではなかなか伝わり切りませんが、ぜひ一度みなさんにも経験してみてほしいです。

オスロと日本人


幸い、オスロ大学に多くの日本人が留学しており、オリエンテーションを一緒に回った15人ほどのグループにも日本人学生が数名いました。(1位ドイツ・2位イタリア・3位日本の順番で交換留学生が多いみたい)そのため、オリエンでは彼女らと話すことができ、正直安心した自分がいました。

その反面、どこか日本人だけが取り残されているような感覚、不甲斐ない自分に対する悔しさ等、色々な感情がこみ上げてきました。日本にいる時には、人と話すことが大好きだったのに、その得意のコミュニケーションさえうまく取れないなんて、、とにかく悔しい気持ちでいっぱいでした。

オリエン後の留学生ウェルカムセレモニーで流れた音楽、これが絶望の音楽に聞こえたっていうのありました。まじで。(その音楽はインスタで)

転ぶなら前のめりに

悔しい気持ちを抱えながらも、オリエン後の夜、パーティーへ臨みました。一度家へ戻った時、正直行きたくないなと思う自分もいました。けれど、「ここで逃げるのは負けた気がする!どうせ失敗するとしてもやり抜いて次へ繋げたい」と考え、一歩踏ん張ることにしました。

そこでは、相手の話から深堀質問をして何とか話を続けてみたり、他の人の会話を聞いて相槌を盗んだり、台湾出身で英語が堪能な子に上達のコツを聞いてみたりとお地蔵さんなりに「今できること」を考え、取り組みました。
ここで失敗してもいつか出来るようになればいい。と今日の負けを認めて次に繋がるよう、前向きに転んでやろうと思ったのです。

すると、お昼のオリエンテーションで話した一人がパーティー会場の下のクラブに誘ってくれたのです。せっかくのチャンスなので、普段馴染みのないクラブへ、まだ知り合って間もない友人と、失敗覚悟で思い切って行ってみることにしました!

世界共通・当たり前のこと


お酒を一緒に飲んだ後は、ライブを見ながら叫んで踊って笑って。
言語の壁はもちろんありましたが、楽しい「時間を共有」したことで無事に仲良くなることが出来ました!

英語のコミュニケーションでずっと悩んでいたのに、それ以外の部分で仲良くなれちゃった??なんだか不思議な感じがしました。

そして、仲良くなった後は緊張感もなく、会話を楽しめました。そこでは、分からないことも愛想笑いすることなく、安心して聞き返すことが出来たり、逆に伝える時は相手が分かりやすいようゆっくり丁寧に伝えたり、相手に興味を持って自然と質問を行ったりする自分に気づきました。あれ?これって前に自分が意識しようとしていたのに、案外コミュニケーションで当たり前のことだったんだ。留学生との英語のやり取りは緊張するけれど、結局大切なのは万国共通「対人」の当たり前の姿勢なんだと改めて実感しました。

だって日本語だったら聞き返すし、質問もするし、相手に伝えようと努力するし、普通のこと。キャッチボールちゃんと出来てなかったのかな?仕方ない部分ではあるけれど、自分で「留学生」とか「英語」とか何かしらの線引きや躊躇を無意識でしていたんだと思います。

失敗も次へ繋げようとする前向きな姿勢が呼び込んでくれた小さなハッピーでした。留学中、いやこれからの人生、ずっと大事にしていきたい姿勢ですね。

おわりに

悔しかったり、悩んだり、そういう気持ちもパワーに変えて今後も頑張っていきます。たくさん失敗しようと思って来た留学、こういう経験も含め楽しんでくぞ〜
それでは今日は以上!ありがとうございました!

今後の課題



☆英語で発信・自己開示
日本語はやばい、可愛いなど「形容詞」一言に頼る節がある。「日本はどう?」などのオープンな質問に詳しく説明して答えられるように、英語のスピーキング練習していきたいな、、

☆愛想笑いをなくす、分からなければ聞く!
→分からないを言葉に、キャッチボールしよう。
 ポカーンと口開けてるだけじゃダメ

・深掘りの質問・興味を示す相槌
会話の雰囲気作りのために、意外とぽくなる

・ヒアリング→飛び込んで耳を慣らす!
今で6割くらい聞き取れる。けど早いスピード(英語ネイティブの日常会話?)で話す人はまだまだ難しい🥲

・大きな声で、口をしっかり開けて発声
パーティーとか、周りに大きな音がある環境だと自分の声が細くて通らないので、









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