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仕事帰りにスナップを撮る生活を過ごして得られたこと

私は普段、スナップ写真を撮っています。

最近は、仕事帰りの電車を途中下車して、目的地駅まで自分の足で歩きながら、写真を撮ることが多いです。

仕事帰りに写真を撮ることを始めて1年ほどになりますが、多くの発見がありました。そのような撮影スタイルを通じて得られたことをまとめたいと思います。

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1,撮影の機会が増える

もともとは風景写真や、旅先の写真を多く撮っていました。そういった非日常な写真は、あまり遠出しにくい現状もあいまって、撮影できる機会が減っていました。

でも、仕事帰りであれば、わざわざ撮影に出かけなくても、普段の習慣の延長線上で、やる気次第でそれこそ仕事に行くときは毎日、写真を撮ることができます。

また日頃から多くの写真を撮ることで、自分が撮影できる写真の幅も広がったように感じます。

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始めてすぐの頃は、地下鉄1駅分歩くことから始めました。撮影スポットばかり撮るわけではないので、なかなか納得のいく写真を撮るのが正直難しかったです。ときにはカメラを持って歩いても、ほとんど写真を撮れない日も多くありました。

しかし、量は質に転化するというのか、始めて1ヶ月、半年と経るうち、自分でも納得できる写真を撮れることが多くなってきました。

途中下車して写真を撮るのが楽しくなってくると、歩く距離も1駅では物足りなくなり、2駅、3駅分と増えていきました。ときには遠回りもしながら。そうすることで結果的に、より撮影の機会が増え、より満足のできる写真を多く撮ることができるようになりました。

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2,街の魅力や移ろいを感じることができる

毎日同じような道筋で、写真を撮っていると、自分の過ごしている街のいいところや、日々の変化をだんだんと感じることができるようになります。

道端にあるオシャレなお店や建物を偶然見つけるのは楽しいですし、季節によって変化する日没場所や時間、夕日のビルへの当たり具合、さらにはを地形や土地どうしのつながりを感じることもまた、日々写真を撮りながら街を歩いているからこそ得られることだと思います。

春になると、こんなところに桜が咲いていたのか、といった発見も醍醐味のひとつです。

街に対する理解が毎日ちょっとずつ深まっていくのは、とても気持ちがいいことだと感じます。

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3,日常がより楽しくなる

このような写真生活を送ると、日常の楽しみが増えていきます。

億劫になることもある仕事も、帰りの撮影のために少しは頑張れます。日々の雑務に追われ心の余裕がなくなったり、運動不足になったりしがちな毎日も、写真を撮りながら歩く時間は、自分の身体と街への没入感をもたらし、心身ともにリフレッシュできるよい機会になります。

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いつしか帰宅時に写真を撮る時間が、自分にとってかけがえのないの瞬間になりました。

最後に、仕事帰りに撮った写真をいくつか貼っていこうと思います。

なお、カメラはすべてRICOH GRⅢです。
「最高のスナップシューター」の名に恥じない速写性と軽量性で、通勤の際はいつも、スーツのジャケット内側の胸ポケットに入れています。
スナップを始めようというタイミングで、このカメラと出会うことができたのも本当によかったと思います。

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軽い気持ちで始めた帰宅時スナップも、既に私の日常の一部となりました。
これからも、たくさん歩き、たくさん写真を撮ることができれば嬉しいです。

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