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石引読書会

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石引商店街にある「石引パブリック」の読書会で知り合った皆さんに面白い本を紹介していただくマガジンです。(今のところ) ※石引パブリックの、本屋・カフェ部門は2022年12月で終了…
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#石引読書会

読書会 6/28 「姉妹のように」 クロエ・コルマン

8名の参加。
皆さんの深い読み、また、訳者の方に参加いただいたことで、より理解が深まる会となった。

自分は、この小説をパッと読むことができない。
小説の冒頭の方でそう感じ、朝昼晩と15分から20分ずつ読む、ということを3週間くらいかけて繰り返した。
体に染み込ませながら読んでいく、という読書体験。
久々にこういう体験をしたと思う。

どんなことにもスピードを求められがちな環境に身を置いている為、

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8/4 読書会 『一向一揆共和国 まほろばの闇』(2014)ちくま文庫  レポート

レポート寄稿:Nさん(八木が代わりに掲載いたします)

保守王国とされる金沢市と過去の一揆による100年の自治の関係について、五木寛之さんのエッセイをもとに考えました。

五木さんは金沢をこよなく愛する作家で、ここを舞台にした『内灘夫人』(1969)、『朱鷺の墓』(69-78)などの小説もあります。ご縁は深いものの郷土作家ではなく、むしろ外部者としての視点が特徴的です。朝鮮半島からの引揚者としての

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石引読書会 メーリングリストへの参加の仕方

そういえば、メーリングリストへの参加したい方に、参加の手順をご案内するのを忘れていました。下記ご参照の上、お手続きを進めてください。

Googleグループへログインしてください。(Googleのアカウント持っていることが必須です。)

検索窓に、石引読書会のメーリングリストのアドレスを入力してください。ishibiki_reading_club@googlegroups.com

「グループへの

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第4回の読書会 8/4(金) 五木寛之 『一向一揆共和国 まほろばの闇

なかなか更新できておらずすみません。
(第2回・第3回のレポートも後ほど載せたいと思います。)
次回の読書会のお知らせです!

次回の課題本

課題本:五木寛之 『一向一揆共和国 まほろばの闇』(2014)ちくま文庫 780円+税
 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480431745/

8月4日(金)18:30〜2時間程度
場所:石引パブリッ

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3/14読書会「ぼけと利他」簡単なレポートと次回「べリングキャット」のお知らせ

メーリングリストでお知らせしていた、ボケと利他の読書会、無事終わりました。(メーリングリストが迷惑メールフォルダに入ってしまっている方もいるようです。この後対処法をご連絡いたします。)

7人のご参加となりました。
この本は往復書簡という形で書かれており、お手紙に対してそれに触発されてお手紙で返す、という方法でやりとりがなされています。読書会でも、この本を読んで触発されたことを話しつつ、話を広げつ

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