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世界をみる重要性

今日のnoteでは世界をみる重要性についてお伝えいたします。

私は前職のグローバルな視点を持つ院長のおかげで、PT3年目でトルコ、4年目にハワイに出張でいくなど、毎年のように海外に研修で行っておりました。

2010年にはトルコで開催された男子バスケットの世界選手権を視察にいきました。
(ちなみに日本は出場していません。汗)

前十字靭帯再建術(以後ACLR)とバスケットを主に専門にしていた当時の私に院長が、

『どうせだったら世界のトップレベル見た方がいいやろう、トルコ行くか?』

というかる〜いノリで。(今ではありえませんが)

院長と院長の旧友でありバスケの実況などもされるアナウンサーと一緒にイスタンプールへ行きました。(カッパドキアで気球にも乗りました。笑)

NBAも生で見たことがない私が、各国NBA選手を有する選手たちの真剣勝負が刺激的であったことはいうまでもありません。

世界選手権の規模やメディアの数など、バスケットという文化がビジネスとして成立している現状にただただ感激しました。


ちなみにその年の金メダルは4大会ぶりのアメリカで、MVPはNBAのプレイオフでMVPをとったこともあるケビン・デュラントでした。その時21歳。
参考サイト:https://ja.wikipedia.org/wiki/2010年バスケットボール世界選手権

今やスーパースターのステファンカリーもデリックローズもウェストブルックも当時のアメリカチームに所属しており今思えばすごい経験をしたなと思います。

その時、一緒にみていた院長がふと発した言葉が。

『こんなんでACL切るんか?』

でした。

ちなみに彼は高校時代ラグビー選手で神戸製鋼のラグビーチームのチームドクターである経緯もあり、バスケットは生易しいスポーツに見えたようです。

ただこの発言はあながち間違いではなく。

競技レベルが高く、世界トップを目指すような選手達の身体の使い方は非常に優れた部分があり、中高生のような頻度で受傷しにくいのが現状です。

その時すでにたくさんの選手達を復帰までサポートしていた自分の目でも、ストップ・ターン・ランディング動作にてミスユースをしているような選手はほとんどいませんでした。

この基準作りは今に繋がる非常に重要なものでした。

自分の体重やスピードを制御できない中学高校生レベルが怪我をしやすい。

私は今でもそう感じています。

もちろん色々な不可抗力が生じトップレベルでも怪我することはありますが、発生率の問題ではある程度このような傾向が言えると思います。

この経験を元に、翌年ハワイ大学の女子サッカーや女子バスケットで取り組んでいるトレーニングがACLを減少させたという話があるらしい。

と院長がかつてハワイ大学でアシスタントコーチをしていた方を紹介してくださり、ハワイ大学のアスレティックルームへ1週間研修に行くことになるのでした。

この話はまた次回。

『広い世界をみるのだ』

は昔の映画《GO》で窪塚洋介が言っていましたが、私はスポーツトレーナーを志すのであればどういった形でもいいので今より広い世界をみることをお勧めします。

その世界から今の自分をみることですべきことが見えてきます。

やるべき方向性がみえてきます。

私は今、世界から香川県をみて、香川県から世界へ発信したいと真剣に思っています。(先日のユースオリピックではサポートチームの選手が銀メダル、春に卒業した選手が世界大会で優勝を今年は飾っています。)


どういった競技でも世界トップレベルの競技者を

You Tubeや写真だけで語るのではなく、可能な限り実際自分の目で見ることで感じることが多くあります。

空手道では先日の東京プレミアリーグでアゼルバイジャンのアガイエフという世界的に有名なアスリートの試合を見ることができ、K-1ではサポート選手のおかげで3階級制覇の武尊選手の試合前の過ごし方もこの目に焼き付けることができました。


誰かの情報ではなく、自分の目に焼き付けること。

これが今日お伝えしたい部分であり

私自身がこの目でみてきたことをこういった形で

包み隠さず発信していければと思っています。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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